アベノミクス
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岸田首相が唱える「3%賃上げ」を専門家「失敗したアベノミクスの焼き直し」とバッサリ!
「大型の経済対策決定を手始めに、予算、税、制度改革、インフラなど総合的に成長戦略、分配戦略を講じる」 オンライン形式で開かれた25日のASEM(アジア欧州会議)の首脳会議で、こうビデオメッセージを寄せた岸田首相。自身が掲げる「...
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刹那のバラマキなのか、岸田首相の「新しい資本主義」
休業、時短営業、自粛――。新型コロナウイルスの感染拡大に最も翻弄されたのが、飲食業界だ。緊急事態宣言の全面解除で久々に通常営業が可能となってから2週間。まだ客足は完全回復には程遠い。 飲食店予約管理システムを運営する「テーブ...
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詭弁にしか聞こえない 「成長も分配も」とは詐欺師の口上
岸田政権がスタートしてからまだ1週間。始まったばかりだ。 ところが岸田首相は、総裁選で掲げていた“目玉政策”をいきなり撤回、棚上げしている。わずか就任1週間で看板政策を引っ込めるのは異例のことだ。立憲民主党の辻元清美副代表が...
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“二回目の給付を”の声の陰で在外邦人いまだ10万円もらえず
1都3県に緊急事態宣言が発令され、飲食店などに営業時間の時短要請や自粛要請が出される中、二度目の現金一律給付を求める声が高まっている。ツイッターでは「#二回目の現金一律給付を求めます」がトレンド入りし、〈本当に苦しい。前回より苦しく...
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刹那の目くらまし 「携帯値下げ」こそ菅政権の危険な本質
菅政権の「目玉政策」とされる携帯電話料金の値下げ。総務省が27日に公表した「アクション・プラン」に呼応するように、さっそくKDDIとソフトバンクが新しい料金プランを発表した。 といっても、新料金はKDDIの「UQモバイル」と...
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アベノミクス継承で日本経済は沈没…12カ月連続の景気悪化
「バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで新型コロナウイルスが発生した」――。8日、総裁選の所見発表演説で菅官房長官はそう胸を張ったが、大嘘だ。内閣府が7日に発表した7月の景気動向指数は、昨年8月から12カ月連続で「悪化」。リー...
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アベ政治の闇も引き継ぐ菅政権では日本経済は立ち行かない
ポスト安倍を決める自民党総裁選が8日、告示された。派閥の談合が露骨で、仲間内で甘い汁を吸うアベ政治そのもの。菅官房長官が継承するのは象徴的だ。何より問題なのは、菅がやってきたことを検証せず、ヨイショ報道を流すメディアのあり方である。...
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安藤裕氏 コロナ禍こそ平成の経済対策に終止符を打つべき
「国難を乗り越えるため真水100兆円の財政出動を」「消費税率もゼロにすべき」――。小出し、後出し、やり直しの安倍政権に忖度なし。コロナ禍で大胆な提言を続け、にわかに注目を集める自民党の若手がいる。「もの言う」新たな“永田町の変人”が持...
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新型コロナ禍直撃 日経平均「1万5000円割れ」の現実味
28日の日経平均株価は5営業日続落で、下げ幅は一時1000円を超えた。終値は前日比805円安の2万1142円。この5営業日で2337円の大幅下落に見舞われたが、新型コロナウイルスの収束にてこずれば、さらに下がり続けるだろう。コロナ禍...
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株価7日連続下落を放置 日銀「ETF買い」に消極的の不気味
株価の下落が止まらない。14日の日経平均株価は、前日比124円安の2万1067円と、約1カ月半ぶりの安値となった。これで7営業日連続の下落である。連続下落期間が7日に達したのは2016年3月以来、約3年1カ月ぶりのことだ。下げ幅は1...
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「物価2%」にダメ出し 麻生財務相アベノミクス“敗北宣言”
政府と日銀の「共同声明」(2013年)で始まった異次元緩和政策。安倍政権と結託した黒田日銀は今も「2年で物価上昇率2%」をかたくなに維持しているが、6年経ってもその兆しは全く見えない。出口戦略も不透明な中、ついに「漢字の読めないアホ...
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消費増税とアベノミクスで物価は6.6%も上昇した
実質賃金についてお話しします。 実質賃金は、名目賃金(金額そのままの賃金)を消費者物価指数で割った値のことです。これにより、本当の購買力が分かります。例えば、名目賃金が10%上がったとしても、消費者物価指数が10%上がってし...
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麻生氏ポロリ本音 “アベノミクス偽装”は「支持率のため」
「総雇用者所得は増えている」「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」など安倍首相がアベノミクスの成果を喧伝するフレーズには、「政権にとって都合のいいデータばかり利用している」という疑惑が付きまとってきたが、やっぱりそうだった。12日...
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アベノミクスの“虚構”も限界 統計不正には動機がある
安倍首相(第2次内閣発足以降)の連続在任日数が21日で2249日となり、吉田茂元首相を抜いて歴代2位となった。あすには第1次内閣を含めた通算在任日数が歴代4位になるが、多くの国民にとっては悪夢、国難でしかない。 大体、安倍の...
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日銀もカサ上げ 消費税アップを物価に反映させる“禁じ手”
「偽装バズーカ」が炸裂だ――。「毎月勤労統計」の賃金、GDP、「貯蓄ゼロ世帯」など、数値をよく見せる“かさ上げ”が相次いでいる。よりによって、このタイミングで、「2%物価目標」の未達に苦しむ日銀が、物価見通しのかさ上げを進めている。こ...
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統計不正“火付け役”は首相別荘BBQでも火おこし役の腰巾着
毎月勤労統計の不正を巡り、14日の衆院予算委で、2015年に調査対象を全数入れ替えた際の官邸の対応に批判が集中。数値公表前に、全数入れ替えに伴い、過去の賃金データが増加から減少に転じたことを察知した中江元哉首相秘書官(当時)が同年3...
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良好な経済指標ズラリ 民主党政権は本当に“悪夢”だったか
「悪夢のような民主党政権」――。10日の自民党大会で安倍首相が発した言葉が物議を醸している。予算委員会で発言の撤回を求めた岡田克也元民主党代表に対し、安倍首相は「経済政策について主に批判させていただいている」と、アベノミクスが成功して...
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日本には苦い教訓…統計不正は安倍首相の“経済クーデター”
アベノミクスの統計不正について、安倍政権は厚労省の政策統括官を更迭するなど官僚に責任を押し付けているが、政治の問題として深刻にとらえないと国家の破滅に向かう。 過去の日本に苦い教訓があるのだ。戦後、米国占領下の日本で、当時の...
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平均賃金“水増し”新疑惑「日雇い労働者」調査対象から排除
「アベノミクス偽装」と大炎上の毎月勤労統計不正。一番の問題は、厚労省が都の大規模事業所を不正に抽出調査し、昨年1月から「データ復元」を始めたことで毎勤の平均賃金が不自然に上昇したことだった。「賃金水増し」との批判が渦巻くが、厚労省は「...
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アベノミクス空吹かし…実質賃金マイナスで倒産急増の恐れ
企業の倒産件数が上昇傾向を見せ始めている。東京商工リサーチによると、今年1月は前年同月比でプラス4.9%の666件に達した(負債額1000万円以上の倒産)。 昨年(年間)の倒産件数は前年比2.0%減と落ち着いていただけに、今...
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安倍首相が連発「総雇用者所得増」は国民への“印象操作”
厚労省の毎月勤労統計(毎勤統計)調査不正から端を発した「アベノミクス偽装」問題。安倍首相は最近の国会で、アベノミクスの成果を強調するために「『総雇用者所得』は、名目でも実質でもプラスになっている」と壊れたレコードのように繰り返してい...
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国民も呆れる異常国会 “さらし者”の「アベ友」無能大臣
もはや学級崩壊状態に等しい。これが、この国の唯一の立法機関であり、かつ国権の最高機関の姿とは情けない限りだ。 厚労省の毎月勤労統計調査の不正問題を巡り、国会では連日、野党の激しい追及が続いているが、NHKの中継を見ている国民...
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総務省もアベノミクス偽装「物価統計」デタラメ調査の実態
毎月勤労統計の不正による「アベノミクス偽装」で、昨年の実質賃金のマイナス幅は公表値より下落することが判明。追い打ちをかけるように食品メーカーはこの春から怒涛の値上げラッシュと、庶民生活はますます火の車だ。その上、専門家は物価統計調査...
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年金運用で過去最大損失 GPIFで14.8兆円が溶かされていた
どう落とし前をつけるつもりなのか。 公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が1日、2018年10~12月期の運用実績を公表。なんと14兆8039億円の赤字だった。利回りはマイナス9.06%。7兆88...