ひざ・腰
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膝痛の意外な原因に…「膝裏の硬さ」はストレッチで改善できる
床にあおむけに寝て、足裏が天井を向くように足を持ち上げてみてほしい。この時、膝裏がまっすぐ伸びているだろうか。年齢を重ねるほど、膝裏を伸ばせない人が増える。それが膝痛を招く可能性がある。 実は記者(50代)も膝裏がまっすぐ伸...
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腰痛・肩こりの改善と予防…「寝具」の研究が進まない理由
中高年にとって、健康上の大きな悩みのひとつが「腰痛」です。国民生活基礎調査(厚生労働省、2019年)によれば、男性の9.1%、女性の11.3%が腰痛を訴えています。そのうち男性で7割、女性で8割が、50歳以上です。 肩こり(...
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腰(下)脊柱菅狭窄症でNGな6つのしぐさと対処法 整形外科医が教える
腰椎や軟骨である椎間板などが老化により変形し、脊柱管(背骨の後ろ側にある神経が通る管)の中を通る神経が圧迫され発症する「脊柱管狭窄症」。主にお尻や足全体に痛みやしびれなどの症状が出る。 治療の基本は、薬物療法で症状を和らげ、...
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腰(上)脊柱菅狭窄症を治すための簡単体操 整形外科医が考案
加齢に伴って有病者の割合が増加する「脊柱管狭窄症」。腰椎や軟骨である椎間板などが老化により変形し、脊柱管(背骨の後ろ側にある神経が通る管)の中を通る神経が圧迫されて発症する。腰椎の病気のひとつだが、腰にはあまり症状は出ず、主にお尻や...
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膝<上>変形性膝関節症を軽減する歩き方と姿勢 専門医が伝授
階段を下りる時や急に立ち上がった時など、体重が膝にかかった時に痛む「変形性膝関節症」。 加齢とともに膝関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減って変形してきてしまう病気だ。50歳以上だと、男性の10人に1人、女性の4人に...
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脊椎側弯症と闘う手島実優さん 今も背骨に1キロの金属が…
14歳の春休みに「特発性脊椎側弯症」の手術を受けました。背中には首から腰まで真っすぐ伸びる400針の手術痕があって、背骨にはチタン製のワイヤやボルトが総重量で1キロほど打ち込まれています。 側弯症は肋骨や背骨が曲がって左右非...
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紙芝居師に出会って救われた…かみはるさん股関節症を語る
「前の学校にあなたと同じような歩き方の子がいてね、その子が病院で診てもらったら股関節脱臼っていう病気だったのよ」 小学4年生のとき、担任の先生にそう言われました。「一度、病院に行ってみては?」という先生の提案で、母親と一緒に受...
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大山加奈さん椎間板ヘルニアと闘い「死んだほうが楽だ」と
「よくこんな状態でバレーボールやってたね」 医師にそう驚かれたのは、2008年の京大病院でのことでした。その年の8月、北京五輪が開催されている真っ最中に私は「椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」の手術を受けていました。 ...
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片足立ちで靴下がはけない人は…将来の「寝たきり」リスク大
あなたは、片足立ちで靴下がはけるだろうか? もしできなければ、ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)の心配がある。 ロコモとは、骨や関節、筋肉などの運動器が衰え、転倒、それによる骨折や寝たきりの可能性が高い状態をいう。20...
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脊柱管狭窄症<2>ゴッドハンドでも症状は改善しなかった
昨年9月、都内の総合病院の「脊柱脊髄外科」で10時間に及ぶ「脊柱管狭窄症」の手術を受けた「一般社団法人・日本ビジュアル著作権協会」(東京・飯田橋)の曽我陽三理事長(70)。「もう思い出したくもない病気です」と言う。 術後、約...
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首・肩<下>肩こり改善に必要な肩甲骨チェックと5つの体操
肩がこると、首をぐるぐると回したくなる。しかし、それはやってはいけない。気持ちよく感じるかもしれないが、かえって逆効果になる。 東京医科大学病院・整形外科の遠藤健司准教授が言う。 「肩こりに悩む人は、多かれ少なかれ首に...
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脊柱管狭窄症<1>手術時間が通常の3倍超「10時間」に延びた
痛みやしびれ。進行すると歩くことさえも困難になる「脊柱管狭窄症」は、中高年の間で急増している病気のひとつ。主な要因は加齢とされ、背骨の中を通る脊柱管(神経の通り道)を構成する骨や靱帯の肥厚、椎間板の突出などで脊柱管が圧迫される病気だ...
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巻き爪の悩み…ハイヒールをよく履くことに関係があるの?
巻き爪で悩んでいます。都心の会社近くにマンションを購入しました。通勤電車から解放され、仕事もデスクワークなので、ハイヒールなど、おしゃれを楽しんでいます。何か関係がありますか? (30代女性) 関係がないとは言えません。足の...
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膝の軟骨を修復 「変形性膝関節症」を改善させる2つの体操
「膝が痛くて階段がツライ」「膝がこわばる」。年とともに膝に悩む人が増えてくる。その原因の多くは変形性膝関節症だ。注射を打ったり、膝を支える太ももの筋肉を鍛える運動で、すり減った膝の軟骨の機能をカバーしようとするが、思うようにいかない。...
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雪道で足を滑らせ尻もちを…どこかを骨折しているのか?
【Q】雪道で足を滑らせ尻もちをつきました。湿布薬を貼りましたが、なかなか痛みが引きません。どこかが骨折しているのでしょうか?(40代の都市生活者) 【A】今年は暖冬で雪が少ないとはいえ、例年2~3月は首都圏などでは記録的な雪が降...
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激痛2度 アントキの猪木が腰椎椎間板ヘルニアとの格闘語る
どこの病院でも「手術しかない」と言われ、手術の日も決めていました。 でも、ある人から紹介された“ゴッドハンド”のマッサージで嘘みたいに痛みが取れて、3回通ったらゴルフができちゃったので結局、手術はしていないんです。 ...
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五十肩みたい…マッサージ店でもみほぐしてもらっていい?
【Q】腕が上がらなくなり困っています。五十肩のようですが、マッサージ店でもみほぐしてもらうのはどうでしょうか?(愛煙家の55歳男性) 【A】おすすめしません。「五十肩」は江戸時代の国語辞典とされる書物にある言葉で、「肩関節周囲炎...
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“貧乏ゆすり”に効果アリ 変形性股関節症の意外な治療法
歩き始めたり、立ち上がったりする際、太ももの付け根の前側が痛む。変形性股関節症は、股関節の関節軟骨がすり減ることで起こる病気だ。40~50代で発症しやすく、患者は女性が多い。軽度を含めた国内患者数は400万~500万人と推計される。...
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膝が痛いが手術はイヤだ…注射1本でOKの新治療PRPとは?
膝痛治療の新たな選択肢として注目を集めているのが、再生医療だ。済生会横浜市東部病院整形外科医長の谷川英徳医師に話を聞いた。 谷川医師は膝関節専門の日本スポーツ協会公認スポーツドクターであり、マラソンによる半月板損傷経験者でも...
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転びかけた子供の手を引っ張った後、急に痛いと泣き出した
【Q】 転びかけた子供の手を引っ張った後、急に「痛い」と泣き出し、肩を上げず、手を動かさなくなりました。どんなケガでしょうか? (子煩悩な37歳の男親) 【A】「肘内障」と呼ばれるケガでしょう。「肘がはずれた」と表現される病態で...
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3カ月で椎間板再生 注射1本でできる「腰痛」の根本的治療
再生医療による腰痛治療の治験が昨年5月からスタートしている。日本で初めての試みであり、腰痛における初の根本的治療でもある。この治療を開発した東海大学医学部整形外科准教授の酒井大輔医師に話を聞いた。 人間の背骨を構成する椎骨と...
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半月板損傷は何もしないと変形性膝関節症になる可能性アリ
【Q】「半月板損傷」と診断されました。将来、「変形性膝関節症」になる可能性はありますか?(元高校球児の38歳男性) 【A】可能性はあります。 私の患者さんで半月板損傷から変形性膝関節症になった方がおられました。交通事故で...
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下肢の衰えは動作のエンジン役「臀筋」の劣化につながる
【Q】80代の母が座るだけでお尻が痛いと訴えます。どんな病気でしょうか?(50代の孝行息子) 【A】昔、年頃の女性はお尻の大きくて硬い男性と結婚しなさいと言われたものです。それはお尻の筋肉があらゆる動作においてエンジンの役割を果...
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6カ月以上続く膝痛には「運動療法」が効果あり 医師が解説
6カ月以上続く腰痛や膝痛、頭痛など慢性的な痛み(慢性疼痛)を抱えている人は人口の15%いるといわれ、30~50代が中心だ。プライベートにも仕事にも影響を与える慢性疼痛はどんな治療法があるのか? 慢性疼痛の治療に力を入れる医師に聞いた...
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肉離れ直後は大切…「RICE」とはどんな処置なのか?
【Q】スポーツ以外で肉離れすることはありますか?(運動嫌いの60代男性) 【A】私などは寒い冬は自宅でじっとして過ごしたいタイプですが、市民マラソン大会などに参加される中高年の方も多いようです。大会では普段のジョギングと違って他...
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前十字靭帯損傷 手術後にできるだけ早くリハビリを始める
【Q】前十字靱帯は一度損傷したら元に戻らないというのは本当ですか? (スポーツ好きの34歳女性) 【A】靱帯損傷はバスケットボールやスキー、サッカー、野球、柔道など激しいスポーツで起きる障害とのイメージがありますが、日常生活でも...