二極化・格差社会の真相
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放送法は自由を守るための法律なのだ
11月中旬の産経新聞と読売新聞に掲載された全面意見広告が話題になっている。どちらもTBSの報道番組「NEWS23」(9月16日放送)で、キャスターの岸井成格氏が、国会審議の渦中にあった安全保障法制に…
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米英のタワケ者と同じ道を歩む日仏首脳
パリでの同時テロについては、筆者の出る幕でもない。16日の本紙も、〈勇ましい連帯はおそらく事態を長期化泥沼化させるだけだろう〉と、鋭い分析を載せていた。 ともあれフランスは、米英露に続いてシ…
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「ヒモザイル」休載で考えさせられたこと
講談社の月刊漫画誌「モーニング two」に連載されていた「ヒモザイル」が休載に追い込まれた。批判でネットが炎上し、作者の人気漫画家・東村アキコさんが正式に謝罪。「皆様からの反響に向き合わずに創作を続…
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説教強盗型オレオレ詐欺内閣の絶望
♪安いよ安いよ なぜ安い~ 安さ爆発カメラのさくらや~ という、今はなき家電量販店のテレビCMを思い出す。第3次安倍改造内閣のあまりに安っぽい顔ぶれに、筆者は「説教強盗型オレオレ詐欺内閣」の異…
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選挙年齢引き下げで起こりかねないこと
自民党は先週、民法上の成人年齢を18歳に引き下げるよう求める提言をまとめ、安倍晋三首相に提出した。6月に成立した改正公職選挙法で、選挙権年齢が18歳以上へと引き下げられるのを受けたものである。 …
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心の底から軽蔑するしかない首相
「一国の首相としてどういったものか」と参院特別委の鴻池祥肇委員長は言った。本来は前原誠司元外相らのグループで、集団的自衛権の行使に肯定的だった民主党の大野元裕議員も、「国会軽視だ。真摯な態度に見えない…
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監視カメラをつかさどる権力に知性と見識があるか?
連日連夜、「防犯カメラ」の威力が称えられている。確かに報道による限り、大阪府寝屋川市の2人の中学生が遺体で見つかった事件では、容疑者逮捕の決め手になったらしい。 たまたま目にしたTBSのニュ…
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楽天・田代コーチ退団は他人事ではない
プロ野球・楽天ゴールデンイーグルスの田代富雄打撃コーチが7月末に突然、退団した。表向きの理由はどうあれ、真相は三木谷浩史オーナーの現場介入に我慢できなくなったためだそうだ。 「週刊ベースボール…
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“知性の森”も政府と財界の言いなりへ
少し前の朝日新聞に、どの大学も「2018年問題」を控えてブランド戦略に躍起とあった(7月5日付夕刊)。しばらく下げ止まっていた18歳人口が再び減少に転じるので、志願者の確保が至上命令だという …
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財界に東芝と同じ穴のムジナはいないのか
東芝の粉飾決算疑惑(マスコミは“不適切な会計処理”で通しているが)は、あまりにも根深いようだ。第三者委員会の調査などで、西田厚聰社長(現相談役)時代の2009年3月期の段階から営業利益の操作が行われ…
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知性を根絶やしにしようとする安倍政権
自民党言論封殺会議の騒動には開いた口がふさがらない。こうまで低次元で頭の悪いゲス野郎どもが、よくもまあ偉そうに、国が国民がとほざいてくれるものだ。 ――という話はあちこちで書かれているので省…
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政治利用された大河を継続する是非を問う
NHKの「土曜スタジオパーク」に、大河ドラマ『花燃ゆ』のヒロイン役を演じる井上真央さんが出演していた。作品の舞台である山口県下関市からの公開生放送(5月30日放映)だった。 『花燃ゆ』の低視聴…
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愛国者・安倍首相への引退勧告
安倍晋三首相が安全保障関連法案に関する衆院特別委員会で、民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばした顛末は周知の通り。首相は先月28日の当日に続いて、1日の特別委でも謝罪を余儀なくされて…
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許せないのは安倍首相のレッテル貼り
首相=与党の言動には許せぬ思いばかりを強いられているが、このところのひとつ覚えには、特に腸が煮えくり返っている。例の「レッテル貼り」というやつだ。 集団的自衛権の行使容認から導かれた一連の法…
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私は安倍首相よりも愛国心がある
いわゆる憂国の士を気取ったり、他人に愛国心を強要する人間が嫌いだ。けれども、少なくとも自分は、この男よりは愛国者の部類に属することになるのかなあと思った。 言うまでもない。安倍晋三首相のことであ…
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マイナス思考よりプラス思考の恐ろしさ
政策の欠陥をあげつらうだけでは何も始まらない。批判したければ対案を出せ、対案を――。 近年とみに目立ってきた論法に一理もないとは思わない。けれども、たとえば「読売新聞」(7日付朝刊)社説のよ…
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大マスコミが「民間税調」を報じない理由
「民間税制調査会」の2回目の研究会が先週22日、青山学院大学で開かれた。〈主権者としての国民の立場から〉の情報提供と提言で、〈公平・公正な税制の実現を目指したい〉(設立宣言から)とうたう試みだが、2月…
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始末に負えないのは“選ばれし者”の勘違い
現代の日本社会における“曽野綾子”的なるものを、もう少し考えたい。 かの“アパルトヘイト擁護発言”でにわかに注目された彼女が、あの戦争を〈「おもしろい経験」でした〉とも回顧している事実がある…
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曽野綾子騒動をせめてキッカケにしよう
“アパルトヘイト擁護発言”の作家・曽野綾子さん(83)が、激しい攻撃にさらされ続けている。「差別ではなく区別だ」との弁明はいかにも苦しい。かねて他人を見下しきった彼女の言辞を批判してきた筆者には「わが…
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「戦後以来の大改革」で語られなかったホンネ
「戦後以来の大改革」を、と安倍晋三首相は力説した。2月12日の施政方針演説。だから、「ひるむことなく、改革を進めなければならない」と。 ――その割には具体的な政策の新味がないよね。 政…