永田町の裏を読む
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太平洋の両側に現れた 「似た者同士」のエセ独裁者政権
旧知の米国人ジャーナリストが「長年、日米それぞれの政治事情と両国関係をウオッチしてきたけれど、こんな景色を見るのは初めてだ」と言う。「太平洋の両側に、これほどまでに似た者同士のリーダーが現れて、お互…
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加計学園問題と改憲宣言で追い込まれた政権の自滅への道
どうも安倍政治が悪い方へ悪い方へと傾いているように思うのだが、と自民党のベテラン秘書に問うと、ズバリ「その通り」という答えが返ってきた。 「森友学園もさることながら、加計学園の方が深刻だ。前川…
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辺野古新基地の建設を止める沖縄県の「闘いはこれから」
先週末から数日間、那覇に滞在して、県庁中枢、経済界指導者、地元紙編集幹部など要路の方々と翁長県政の行方について集中的に意見交換した。 結論を端的に言えば、辺野古の新基地建設をしゃにむに推進し…
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内部文書が次々流出…「加計学園」問題は堤防決壊寸前
ある副大臣経験者によると、各省庁には「詠み人知らず」という分類の文書があるのだという。およそ役人は、どんな会議や打ち合わせでも必ずメモを取るものだが、それをすべて清書して公的な文書としてファイルする…
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米の親中転換 「中国包囲網」完全崩壊で悶絶する安倍外交
いま安倍晋三首相がいちばん困っているのは、北朝鮮のミサイルでも釜山の少女像でもなく、トランプ政権の「親中」路線への転換であるという。 5月14日から北京でAIIB(アジアインフラ投資銀行)に…
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目くらましのために北朝鮮危機を過剰に煽る“便乗詐欺”
安倍晋三首相のゴールデンウイークの過ごし方といえば、4月27~30日に何の用事で行ったのか分からないロシア・英国を訪問し、5月1日は午前中に官邸で会議があって、午後は散髪、夜は新憲法制定推進大会で挨…
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通貨政策で米中が手を組み安倍政権は追い込まれる
23日付の日本経済新聞の「米、譲れぬドル高是正」と題したワシントン発の記事の中に不気味なことが書いてある。21日に閉幕したG20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)は大した中身もなしに終わったが、そ…
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TPP復活信じ 「瑞穂の国」を殺す安倍政権による売国法案
北朝鮮のミサイル騒動の陰に隠れてほとんど注目されなかったが、「種子法廃止法案」が14日の参議院本会議で与党などの賛成多数で可決された。 私が大手紙の編集局長なら、「安倍首相が『瑞穂の国』を殺…
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サイト登場 「アキエリークス」から何が飛び出してくるか
安倍昭恵夫人の“公私混同”疑惑は、ポロリポロリと新事実が転がり出て、次第に深まっていく気配だが、当の本人は、森友学園の籠池泰典前理事長の証言を否定する短文をSNSに投稿しただけで、あとはだんまりを決…
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森友問題で明るみに 「忖度」に覆われたソフトな独裁政治
「忖度」という、それほど使用頻度が高いとはいえない古めかしい言葉が、今年の流行語大賞候補にノミネートされることは確実である。 日本維新の会の松井一郎代表が3月25日、森友学園問題に関して「安倍…
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籠池証人喚問の思惑失敗 森友問題で立ち往生の安倍政権
共同通信の25~26日の世論調査では、安倍晋三・昭恵夫妻が森友学園の国有地取得に関与していないと主張していることに「納得できない」が62.6%で、「納得できる」の28.7%を大きく上回った。昭恵夫人…
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首相の安直な“対米追従”のツケが産業や国民に回ってくる
米通商代表部(USTR)代表に指名されたロバート・ライトハイザーが3月14日、米上院での公聴会で、「農産品の市場開放を求める地域として、日本は最優先のターゲットだ」と言い放ったことで、日本の与野党の…
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民進党の蓮舫執行部が「脱原発」で腹をくくれない理由
民進党の蓮舫代表は、12日の党大会の目玉として「2030年までに原発ゼロ」の方針を打ち出そうとしたが、党内の原発推進派や電力総連を抱える連合の抵抗にあって、あえなく挫折した。前に本欄でも書いたことだ…
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“安倍一強”でも総裁任期「3期9年」が実現するかは別の話
自民党大会が終わって、衆議院解散は2018年秋、同年9月の総裁選と12月の任期満了の間にまで先送りされるだろうというのが、永田町のプロたちの読み筋である。安倍晋三首相とその側近たちは、昨年来、伊勢志…
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厚い与党の壁 存在感を示せない蓮舫執行部にとって正念場
国会は政府・与党のペースであれよあれよという間に進んで、来年度予算案も史上最速、会期末まで1カ月以上を残して衆院を通過するというありさまである。 民進党はじめ野党としては、南スーダンPKOを…
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今度こそ本気? 「大宏池会」構想は安倍一強を崩せるか
これまで何度も浮沈を繰り返してきた「大宏池会」構想だが、岸田派の中堅議員に言わせると「今度こそウチのボスも本気」なのだという。 岸田派は、池田派以来の宏池会の看板を古賀派から引き継いだ、いわ…
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「虚言癖」でケミストリーが合う日米トップの危うさ
トランプ米大統領は安倍晋三首相の手を19秒間も握り続けたり、目の前で「この人とはケミストリーが合うんだ」と言ったり、まあ大歓待だった。 それはそうだろう、世界のまともな指導者たちはトランプを…
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日米首脳会談 共有できるのがゴルフの趣味だけでは情けない
安倍晋三首相が「日米基軸」を語る際の決まり文句が、「自由、民主主義、基本的人権、法の支配など普遍的な価値観を共有する」というものだ。今週末の日米首脳会談でもこれを繰り返すつもりだろうが、「そんなこと…
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トランプの「米国第一」はビジネス交渉ではなく“恐喝”だ
共同通信の世論調査で、トランプ大統領の「米国第一」で国際情勢が不安定になることに「懸念を感じる」人が83.8%に達し、「感じない」は13.1%だけだった。半面、2月の日米首脳会談でトランプが求めてく…
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「日米会談」急いだところで何を語りかけるつもりなのか
昨年末のプーチン来日は空振りに終わった。そこで慌てて仕組んだ真珠湾訪問も「戦後初」のはずが、実は4番目であることが判明してズッコケた。 さて、年も改まって一発逆転とばかり仕掛けたのが、トラン…