永田町の裏を読む
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昭恵夫人という「巫女」の安倍政権における影響と役割
月刊「文藝春秋」5月号の巻頭総力特集は「安倍忖度政治との訣別」。森友文書改ざんで自殺した近畿財務局職員の父親の手記をはじめ計7本の論考・対談のいずれもがおもしろく、どういう角度から見ても、もはや安倍…
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朝鮮半島情勢の急展開で露呈した 日本の“味噌っかす”状態
朝鮮半島情勢の急展開の中で改めて浮き彫りになったのは、日本政府のインテリジェンス能力の、ほとんど間抜けと言っていいほどの低劣さである。 とりわけ酷いのは、3月26日からの金正恩の電撃的な中国…
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永田町の話題は“安倍政権の壊れ方”と総裁選の行方に集中
このところマスコミ各社の世論調査で、内閣支持率が一斉に9~13ポイントほども急落して30%台に突入、政権の行方に黄信号がともったので、気の早い永田町事情通たちの話題はもっぱら、安倍政権の壊れ方とその…
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外交でも説明のつかない事態に追い込まれた安倍政権の窮地
米国きっての朝鮮半島問題の専門家、ビクター・チャ・ジョージタウン大学教授が、9日付のニューヨーク・タイムズ(電子版)に寄稿した中で、こう書いている。 「日本の指導者は、トランプ氏の選挙キャンペ…
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またアベ友…経団連会長人事は安倍政権の新スキャンダル
日立製作所の中西宏明会長が日本経団連の次期会長に内定したというのは、それ自体、安倍政権の新しいスキャンダルである。 中西は安倍のお友達。葛西敬之JR東海名誉会長や古森重隆富士フイルム会長らと…
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北朝鮮と米韓 “複雑系ゲーム”から取り残された日本の首相
安倍晋三首相の「平昌外交」は空振り三振に終わり、米日韓が結束して経済制裁と軍事圧力で北朝鮮を追い詰めていくという彼の3国“反共”同盟路線はすでに半ば破綻に陥っている。外交政策通の中堅与党議員が言う。…
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アベノミクスの後始末押しつける 黒田再任の日銀総裁人事
黒田東彦日銀総裁の再任が決まったことについて、マスコミが「実績を高く評価」(時事)、「経済の安定重視」(読売)、「市場に安心感」(朝日)などと歓迎の意を示しているのは異様な光景である。アベノミクスの…
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軍事演習の実施要求で自らの薄っぺらさ露呈した安倍首相
安倍晋三首相が9日に文在寅大統領と会談した際に、平昌五輪中は行わないとしていた米韓合同軍事演習について、五輪後は「再延期せず、必ず実施するように」と要求した。それに対し、文は「これは韓国の主権に関わ…
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“抜け殻”の民進党が「新しい党」に成長する見通しは皆無
民進党が4日に党大会を開き、「できる限り早期に、幅広い中間層から支持される中道的な『新しい党』への移行を目指して、分裂した立憲民主党、希望の党との再結集も視野に、来年の参院選での共闘へ調整に入る」(…
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魔球的な9条加憲案も取り下げようという安倍首相の不格好
安倍晋三首相の改憲プランがすこぶる評判が悪い。 どの世論調査を引用してもいいのだが、日本テレビの1月調査では、安倍の強い改憲意欲を評価するかとの問いに、評価する=29.0%、評価しない=51…
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保守層もウンザリ 自民総裁選では地方票が安倍3選阻むか
安倍晋三首相が先週、東欧訪問中の日本人記者団との懇談で、野田聖子総務相が今秋の自民党総裁選に立候補することを歓迎するかの発言をした。 前回2015年の総裁選では、野田の立候補を阻止するために…
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安倍首相に対話路線のトランプを非難する勇気があるのか
韓国と北朝鮮が閣僚級会談を開き、平昌五輪に北が参加するなどの合意が得られたのは、大いにめでたいことで、これを後退させずに対話を通じた平和的解決につなげていく国際社会の努力が求められる。ところが、日本…
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新年の誓い “リベラル”という言葉は使わないと決めた理由
本連載もまもなく250回を迎える。年に50回として丸5年間、たゆまず書きつづってきて、近頃では新幹線の車内や地方の講演会場などでも、「ゲンダイのコラム、毎週楽しみに読んでいますから」と声を掛けられる…
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「モリ・カケ疑惑」を忘れさせる策略を許してはならない
年の瀬も押し迫ったこの時期、1つ思い出しておきたいことがある。7月末に逮捕された森友学園の籠池夫妻の勾留が丸5カ月に及び、なお保釈のメドも立たないまま来年に持ち越されていこうとしていることである。 …
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竹中平蔵が寄稿した アベノミクス「中間総括」の笑止千万
相も変わらず安倍政権の提灯持ちを続けている竹中平蔵が、16日付「ジャパン・タイムズ」に「アベノミクスの中間総括」という一文を寄せている。なぜ「中間」なのかといえば、安倍が来年9月に自民党総裁として3…
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「解散権制約」議論は自民党内に広がる“安倍包囲網”か
10日付毎日新聞第2面の「自民内『解散権制約を』/改憲論議で浮上」という記事にはいささか驚いた。周知のように、憲法には総理大臣に「解散権」があるとは一言も書いていない。第69条で内閣が不信任とされた…
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「この国の行方」のカギを握る 立憲民主による野党共闘
先週、立憲民主党の中枢幹部と懇談する機会があった。いちばん印象的だったのは、次の言葉だった。 「永田町の記者さんたちは全く分かっていなくて、朝から晩まで『バラバラになった旧民進党が早くひとつに…
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立憲民主党の支持率の高さは有権者の“スッキリ感”が理由
27日付の日本経済新聞の世論調査で、野党の中の立憲民主党の「1強」ぶりが明らかとなった。同党の支持率が11月初旬の前回調査と同じく14%を維持したのに対し、共産3%、維新と希望は2%、民進は1%、社…
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安倍政権のトランプ大統領接遇で問われる「国家の品格」
藤原正彦の著書に「国家の品格」というのがあったが、これは大切なことで、とりわけ外国の賓客をどのように接遇するかという場合には、そこが勝負どころになる。 先頃の一連の東アジア外交舞台で私が感心…
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能力も覚悟もないのに戦争を煽る安倍首相の幼稚な論理
トランプ来日に始まる一連の東アジア外交舞台を通じて明らかになったことのひとつは、北朝鮮に対して「対話」という落としどころを用意せずに圧力一本やりで突き進むと主張しているのは、安倍晋三首相ただ一人だと…