内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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加瀬秀樹 原動力がオーソドックスなボディースイング
トーナメントのテレビ解説者としてすっかりおなじみになった加瀬秀樹プロですが、本人もシニアツアーのシード選手として頑張っています。 10月に開催されたセブンヒルズKBCシニアでは、最終日に9バ…
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M・クーチャーのワンプレーンスイングは名手に生き写し
マット・クーチャーは、伝説の名手、ベン・ホーガンの生き写しと言ってもいいぐらい素晴らしいスイングの持ち主です。 2013年にペンシルベニア州のメリオンGCで全米オープンが開催されたときに、「…
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片岡大育の特徴はくるりと回る“竹とんぼ”スイングにあり
日本ツアーとアジアンツアーとの共同主管トーナメント、ダイヤモンドカップでツアー通算3勝目を挙げた片岡大育プロ。その優勝には格別な思いがあったようです。 というのも、片岡プロが高校を出てプロ入…
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M・A・ヒメネス 負担をかけないスイングが選手寿命の秘訣
スペイン出身でポニーテールがトレードマークのミゲル・アンヘル・ヒメネスは、とても選手寿命が長い選手でもあります。 ちょっとお腹が出た中年体形で、極上のイタリアワインとキューバ葉巻が大好きとい…
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水巻善典“堅実ゴルフ”の原動力は無理のない2軸スイング
非常にステディーなプレーをする選手という印象がある水巻善典プロ。めったに大崩れしないため、最終日に気が付けば上位に入っているというプレーぶりは、2009年に日本のシニアツアーに本格参戦してからも変わ…
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池田勇太 2プレーンスイングは切り返しの“間”がつくれる
昨年、初の賞金王に輝いた池田勇太プロ。プロデビューした2008年こそ未勝利(チャレンジトーナメント1勝)でしたが、09年以降は着実に年間ツアー1勝以上を重ねています。今年もKBCオーガスタとANAオ…
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イ・ボミ スイングと賢いコースマネジメントが強力武器
日本の女子ツアーの中ではナンバーワンと言ってもいいほど素晴らしいスイングをしているのがイ・ボミ選手です。 コンパクトなトップから、肩の高さを変えない体の回転でボールをしっかりとらえるスイング…
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ファウラーは「カウンター効果」でロングドライブを実現
リッキー・ファウラーは“ユタカ”というミドルネームを持つ日系の血を引く米国人です。 175センチ、68キロとPGAツアーの選手としてはきゃしゃな体形ながら、ドライバー飛距離が平均300ヤード…
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小平智のスイング軌道は米ツアーに通用する高弾道を放つ
PGAツアーでも十分に通用するクオリティーの高いショットが打てるのが小平智プロの魅力です。残念ながら今シーズンはまだ優勝がありませんが、全米オープン、全米プロと世界メジャーも含めて参戦した国内外すべ…
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左利き右打ちのH・ステンソンは世界屈指のアイアン名手
常に世界ランク上位をキープしているスウェーデン選手ナンバーワンのヘンリック・ステンソン。世界屈指のアイアンの名手です。 一時期、ドライバーのイップスではないかと思われる不調でランクを大きく下…
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鈴木亨 不調からでも調整できる典型的なドローヒッター
日大ゴルフ部で主将を務めていた鈴木亨プロは、今年シニアデビューした川岸良兼プロと同期です。 川岸プロが12月生まれなのに対して、鈴木プロは5月生まれのため、シニアデビューは1年早く、昨年6月…
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川岸史果はアドレスからインパクトまで顔とボールの距離が変わらない
川岸史果プロは、今年シニアデビューした川岸良兼プロのお嬢さんです。 ジュニア時代から大学まで、圧倒的な飛距離でアマチュアタイトルを総なめにしてプロ入りした川岸先輩を彷彿させる、大型新人女子プ…
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【黄重坤】打ち急がないトップからの静かな切り返し
黄重坤といってもピンとこないゴルフファンもいるかも知れません。しかし、「プロゴルフ界ののび太くん」と言い換えれば、「あの選手だ」と気が付く人も多いのではないでしょうか。 黄選手は、高校2年の…
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川岸良兼 インパクトエリアでヘッドスピードをフル加速
僕が川岸良兼プロのプレーを初めて見たのは、大学1年生の時でした。その時、川岸先輩は4年生です。 「こんなゴルファーが世の中にいるんだ」とびっくりしたのを、今でも鮮明に思い出します。 川…
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ジョン・デーリー オーバースイングからの300ヤード飛距離は健在
ジョン・デーリーが一躍有名になったのは1991年全米プロ選手権の優勝です。それは今でも忘れられないほど鮮烈な記憶です。 全米プロ以前のデーリーは、ほぼ無名のラビット生活を送っているプロゴルフ…
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谷口徹のワンプレーンスイングは若手と互角に張り合える
今年49歳になった谷口徹プロ。来年はシニアの年齢に達します。 昨年は賞金ランク80位で終わりましたが、今シーズンは中日クラウンズで2位タイ、日本プロ選手権で3位タイ、関西オープンで8位タイと…
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チャン・キム 前傾姿勢と体の回転で再現性高いインパクト
昨年の日本ツアーで、平均311ヤードを超えるドライバー飛距離でこの部門の1位に輝いたチャン・キム選手。これは歴代ナンバーワンの記録です。 188センチ、105キロという体格からすると飛距離が…
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久保谷健一はできることに徹する「マネジメント力」が光る
久保谷健一プロは、大変クレバーなゴルファーです。コースマネジメントが抜群にうまく、またボールのライなど状況判断も的確で、場面に応じたクラブ選び、あるいはテクニックを使えるのです。 例えば左が…
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宮里優作の長所は腕とクラブを高所から自然落下させること
ジュニア時代から数々のタイトルを取り注目されていた宮里優作プロ。 東北福祉大在学中は日本学生、日本アマ、日本オープンローアマなどのタイトルを獲得したばかりではなく、ツアー競技36試合に出て、…
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宮里藍 アドレスの形が崩れないリズム感のいいストローク
今年限りで引退を表明した宮里藍プロ。ゴルフに向き合う姿勢がとても素晴らしいプロです。 テクニック、コースマネジメント、メンタル、ゴルフに関することばかりではなく、人間として魅力あるアスリート…