内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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L・ウェストヘーゼン 体幹が強く力みない滑らかなスイング
南アフリカ出身のルイ・ウェストヘーゼンは、多くのプロゴルファーが「あんなスイングなら真似してみたい」と憧れる、玄人受けするスイングの持ち主です。 かつてのセベ・バレステロスのように闘争心をむ…
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高橋勝成 インパクトの精度の高さの秘密はスイングにあり
昨年の佐世保シニアオープンで最年長シニアツアー優勝記録を塗り替えた高橋勝成プロ。これまでの記録は、2008年に青木功プロが鬼ノ城シニアでマークした66歳2カ月でしたが、高橋プロは67歳2カ月と1年も…
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石川遼のパッティング ショルダーストロークは安定度高い
今シーズンの石川遼プロは、ジャパンゴルフツアー選手会の会長に選ばれ、日本ゴルフツアー機構の青木功会長を支える副会長にも就任しました。 石川プロが日本ツアーに専念する決意の表れのようにも感じら…
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B・ランガー長続きの秘訣は無理ないコンパクトなスイング
2007年に米シニア入りしたベルンハルト・ランガー。60歳になる現在でも、平均ドライバー飛距離287ヤードを誇っています。 マスターズ2勝は彼の大きな勲章ですが、僕が感心するのはシニア入りし…
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ドライバー飛距離トップの飛ばし屋 注目集めるT・フィナウ
米PGAツアーで1勝しか挙げていないトニー・フィナウは、日本ではまだ無名に近い選手かもしれません。 しかし、今季のドライビングディスタンスは322・7ヤードでツアーナンバーワンの飛ばし屋とし…
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デービス・ラブⅢは若い頃と体形もスイングも変わらず
今年4月に54歳になるデービス・ラブⅢは、サム・スニードが持つ米PGAツアー最年長優勝記録を塗り替える可能性がある数少ない選手のひとりです。 スニードが52歳10カ月という記録を樹立したのは…
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深堀圭一郎 バンカー名手は「4つの角度」が変わらない
今年シニア入りを迎える深堀圭一郎プロ。日本オープンを含むツアー8勝の実力者ですから、当然シニアツアーにはシード選手として参戦できます。 もっとも、満50歳の誕生日が10月9日なので、10月4…
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トム・レーマンの持ち球 ドローは右足のベタ足キープが鍵
トム・レーマンの名前が日本のゴルフファンに知られるようになったのは、1993年のマスターズの頃からだったのではないでしょうか。 初日、レーマンは67をマークしてジャック・ニクラスらとともに首…
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左手とシャフトが一直線 小鯛竜也はハイフェードが持ち味
昨年のマイナビABC選手権でツアー初優勝を果たし、初の賞金シードを獲得した小鯛竜也プロ。 礼儀正しく、爽やかで、ルックスも申し分のない好青年でもあります。 体育教師だった父親の血を受…
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梁津萬は肩甲骨回りを鍛えてからスイングが安定した
梁津萬選手は中国を代表するプロゴルファーで、一昨年のリオ五輪にも中国代表として出場しました。 2002年の第30回ANAオープンのリリースには、「日中国交回復30周年を記念し、中国トッププロ…
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ジョン・ラームはコンパクトなトップから300ヤード超え
ジョン・ラームの名前を聞いても、顔はもちろん、どんなスイングをしているかも思い浮かばない人も、まだ多いかもしれません。 しかし、これから先、彼の名前はたびたびゴルフシーンに登場することは間違…
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上井邦裕 スイングを徹底分析してドライバーイップス克服
上井邦裕プロが初シードを獲得したのは2009年。 それから7年間にわたって賞金シードを守ってきましたが、15年に賞金ランキング98位となってシード落ち。 原因はドライバーのイップスで…
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スピンをコントロール ドンファンは9種類の球筋マスター
現在、米下部ウェブドットコムツアーを転戦している韓国のドンファン選手。日本で初めて知られるようになったのは、2004年の第89回日本アマチュア選手権で優勝した時でした。 韓国人選手の初優勝で…
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鈴木愛のパッティングは女子ツアーで抜群の安定感を誇る
鈴木愛プロがツアー初優勝したのは2014年日本女子プロゴルフ選手権。その後も着実に勝ち星を重ね、ついに17年シーズンには賞金女王の座を射止めました。 韓国人選手が世界中の女子ツアーを席巻する…
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時松隆光 ツアーでは珍しいベースボールグリップでプレー
ツアーの仲間から「ゲンちゃん」と呼ばれている時松隆光プロは、「流れをつかんだら放さない選手」ともいわれています。 「隆光」はツアーの登録名で「リュウコウ」と読みますが、アマチュア時代は本名の「…
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力感のない完璧スイングを生むローズの理想的ポスチャー
先週のインドネシアマスターズで完全優勝したジャスティン・ローズは、2016年リオ五輪の金メダリストであり、アマチュアだった1998年全英オープンで一躍注目を集めた選手です。 当時、ローズは1…
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K・Jチョイは正確性に徹しコンパクトなトップから力みなく振り抜く
K・J・チョイ選手は米PGAツアーで活躍する韓国人プレーヤーの先駆け的存在です。日本ツアーでは「崔京周」の登録名でチェ・キョンジュと呼ばれていました。 もともと重量挙げをやっていましたが、お…
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技術と身体に磨き 畑岡奈紗のスイングは完成度が高い
今年のゴルフ界ニュース・ベスト10を作るなら、畑岡奈紗プロの快挙は必ずランクインすると僕は思っています。 昨年の日本女子オープンで史上初のアマチュア優勝。しかも17歳263日という最年少優勝…
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片山晋呉 首の付け根が動かない「カタヤマ・ザ・マシン」
片山晋呉プロは、今季のISPSハンダマッチプレー選手権でツアー通算31勝目を挙げるなど、44歳になった今でも永久シード選手としての存在感が光っています。 ゴルフのスイングはなるべく感情に左右…
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C・モンゴメリーは腕を柔らかく使うアームスイングタイプ
今年9月に日本で初めて開催されたPGAチャンピオンズツアー(米シニア)は、スコットランドのコリン・モンゴメリーの優勝で幕を閉じました。 これでモンゴメリーは同ツアー5勝目。レギュラーツアー時…