内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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星野陸也の武器 日本ツアー屈指の圧倒的なアイアン飛距離
一昨年のQTで1位になり、ツアーに本格参戦した星野陸也プロが、フジサンケイクラシックで念願のツアー初優勝を果たしました。 星野プロの武器は、186センチの長身から繰り出される圧倒的な飛距離で…
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タイガー・ウッズ フェードボールをモノにして劇的な復活V
米PGAツアー競技の2017~18年シーズンは、タイガー・ウッズ選手の復活優勝という劇的な結末で、すべての日程が終わりました。これで通算80勝。サム・スニードが持つツアー最多勝82にあと2勝に迫った…
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谷口徹のシンプルスイングがレギュラーで長続きできる秘訣
今年2月に50歳の誕生日を迎えた谷口徹プロですが、シニアツアーを統括する日本プロゴルフ協会の選手登録をしませんでした。これはシニアツアーには出場せず、まだまだレギュラーツアーに専念し続けるという意思…
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ジョーダン・スピースは理想的な左サイドリードのお手本
昨年の全英オープンで優勝したジョーダン・スピースは、これでキャリアグランドスラム(4つのメジャー大会制覇)に王手をかけました。 未勝利のメジャータイトルは、全米プロ選手権だけになったのです。…
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P.リードは右重心のままパワーをフルに引き出すドローヒッター
今年のマスターズはパトリック・リードの逃げ切りで幕を閉じました。 3日目を終えた段階でリードは14アンダーの単独首位。2位のローリー・マキロイとは3打差もあり、リードが有利な展開にもかかわら…
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メジャー3勝ブルックス・ケプカは新時代スイングの申し子
今年のメジャー4大会で特筆すべき選手は、何といってもブルックス・ケプカでしょう。 全米オープンを連覇した上に、メジャー最終戦の全米プロ選手権でもタイガー・ウッズの猛追を振り切って優勝している…
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ピン果敢に狙う香妻陣一朗 攻撃プレーで平均パット数1位
現在、JGTOの部門別ランキングで平均パット数1位になっている香妻陣一朗プロ。高校3年生のときに、松山英樹選手らとともに日本代表として世界アマチュアチーム戦(2012年)に出場し、その直後の11月に…
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宮里美香の魅力はインパクトエリアからフォローにかけて一気に振り切るスイング
宮里美香プロが米女子ツアーのQTに合格したのは2008年の暮れ、19歳のときでした。 日本の女子プロは、国内ツアーで実績を積んでから海外に挑むのが通例で、宮里プロのように、一気に世界最高レベ…
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フェース面を変えず…秋吉翔太の「21世紀型スイング」
今年のミズノオープンは、全長8000ヤードを超えるザ・ロイヤルGCで開催されましたが、そのモンスターコースを制してツアー初優勝を果たしたのが秋吉翔太プロです。 これで全英オープンの出場権を獲…
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P・ケーシーの2勝目支えた 両脇にタオル挟む地味なドリル
イングランド出身のポール・ケーシーを僕が初めて見たのは、もう十数年も前のことになります。 そのときケーシーは、両脇にタオルを挟んでボールを打つ練習をしていました。その後、練習場で彼を見かける…
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M・カルカベキアから学ぶ インパクト後のチキンエルボー
マーク・カルカベキアは1989年全英オープンのメジャータイトルを含むPGAツアー13勝のベテラン選手です。 80年代後半から90年代前半にかけて、ほぼ隔年で日本ツアーにもスポット参戦し、勝ち…
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C・ハウエルⅢは腕と体を同調させた正確性重視の飛ばし屋
チャールズ・ハウエルⅢが米PGAツアーのフル参戦資格を得たのは2001年です。この年の7月、グレーター・ミルウォーキーオープンで丸山茂樹プロが米ツアー初優勝を果たしましたが、そのときのプレーオフの…
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市原プロのスイングを見習い 300ヤードビッグドライブ実現
今季男子国内ツアーのメジャー第2戦、日本ゴルフツアー選手権は市原弘大プロが、プロ入り18年目でツアー初優勝でした。これで来年から5年間の長期シードを獲得しました。 市原プロは、1997年日本…
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小平智はジャンプする力をスピードに変換し効率よく飛ばす
小平智プロを以前、取り上げた際に、「米PGAツアーでも十分に通用するクオリティーの高いショットの持ち主」と紹介しましたが、4月のRBCヘリテージ優勝でそれを証明してくれました。 その前週のマ…
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6季ぶりVのポールター シンプルなスイング改造が実を結ぶ
昨年、米PGAツアーの公傷制度適用選手として戦っていたイアン・ポールター。昨年3月までに規定の試合数で必要なポイントを獲得できず、シード落ちのピンチを迎えていました。 ところが、一転してシー…
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22年連続シード 手嶋多一は軸移動が少ないドローヒッター
1993年のプロテストに合格した手嶋多一プロ。95年のグローイングツアー賞金ランク2位の資格でツアーに本格参戦して賞金シードを獲得しました。 以来、その座を守り通して、今年で22年連続賞金シ…
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シニアデビューでも衰えず 小達敏昭「飛距離」の秘密
今年シニアデビューした小達敏昭プロ。2001年JCB仙台でツアー2勝目を挙げた後は、「もっと他のこともやりたい」とトーナメントから遠ざかり、ボクシングやマスターズ陸上など、さまざまなスポーツに挑戦し…
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強い球筋になる思い切り良いインパクトが重永亜斗夢の武器
今季の国内開幕戦、東建ホームメイトでツアー初優勝を果たした重永亜斗夢プロ。本人は“ビビリ屋”を自称していますが、そのスイングにはビビリの要素などまったくなく、見事なほど思い切りのいい振り抜きを見せて…
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パトリック・リードは右サイドのパワー最大限使う飛ばし屋
今年のマスターズで優勝したパトリック・リードは、ゴルフファンからすれば、ダークホース的な存在だったのではないでしょうか。 下馬評ではマキロイやスピース、ファウラーといった選手の名前が挙がって…
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葭葉ルミは「4回の体重移動」で飛ばすドラコン女王
日本女子プロゴルフ協会は、昨年からドライビングディスタンスを公式記録の一つにしましたが、その初代飛ばしのクイーンになったのが、平均260ヤード余りを叩き出した葭葉ルミ選手です。 昨年の全米女…