私のおふくろメシ
-
山内惠介 福岡の実家の祝いの席で出た特製ラーメンの味
「それほど料理に凝る方ではないんですけど、あるとき、水炊きのスープにホルモンを入れてみたらすごくおいしかったんですって。家の近くの製麺所から生麺を買ってきて試したらこれも大正解。それが母のラーメンの始…
-
伊藤克信が実家の老舗旅館で食べた秘伝の「ビルマ料理」
競輪好きのタレントとして知られ、俳優としても活躍中の伊藤克信さん。実家は江戸時代から145年続いた日光の老舗旅館「環翠楼 古橋旅館」。 「駿河国の久能山東照宮から日光東照宮に徳川家康の骨を分室…
-
ドロンズ・石本武士が愛する「アサリのむき身入り卵焼き」
「進め!電波少年」のヒッチハイク企画で「南北アメリカ大陸縦断」を成功させ、猿岩石とともに時の人だったドロンズ。旅に出た1997年も広島の実家でお笑いを夢見た頃も、「母ちゃんの卵焼き」を思い、力にしてき…
-
空手家・モデル 高山忠士 割烹着姿で作ってくれた「たこライス」
メダルを口元にほほ笑むのは、美女軍団オスカープロ所属のモデルにして空手家の高山忠士。10月、ロシアで開かれた極真空手の世界選手権65キロ級で3位に入賞したときのものだ。中学・高校時代、野球や陸上で、…
-
田口光久は理髪店で働きながら作り置きしてくれた「だまこもち」
秋田といえば、誰もが思い浮かべる食べ物はきりたんぽ鍋。ご飯をつぶして筒状にしたきりたんぽを使った醤油味の鍋だが、秋田県出身の元日本代表GK、田口光久さんが子供のころから食べたのは「だまこもち」だった…
-
ブランド買取王・森田勉「ヤンチャ盛りの牛乳入りちゃんぽん麺」
顔前に大きく突き出たリーゼントと白い手袋がトレードマークの“ブランド王ロイヤル”の森田勉社長。ホテルオークラとハイアットリージェンシー東京で計16年も営業マンとして勤務。この間の武勇伝は有名で、その…
-
野生爆弾・くっきーが停学になって説教後に食べた「ソースごはん」
お笑いコンビ野性爆弾の川島邦裕さんは9月に「くっきー」に改名した。滋賀県出身。180センチの身長に横幅もある巨体は、おかんの清美さんの「ソースごはん」が育んでくれたものだ。 「面倒見がいいおか…
-
森次晃嗣「極寒の北海道・滝川で取れた野菜で作った素朴な煮物」
特撮ドラマ「ウルトラセブン」(1967~68年)で主役のモロボシ・ダン隊員を演じ、今もドラマで活躍している森次晃嗣さん。出身は北海道滝川市。真冬は氷点下30度まで気温が下がる極寒の地である。自宅近く…
-
高中正義 母が親父の料理を見よう見まねで作った「テールスープ」
日本を代表するギタリストの高中正義さんは王子で生まれ、すぐに大井町に移り、高校卒業までこの地で暮らした。実家は麻雀屋。斜め右が大衆キャバレー「杯一」で真ん前が質屋、その左が「アマンド」という繁華街育…
-
角田信朗 「噛むと半熟のトロッした部分があふれだす卵焼き」
空手家でタレントの角田信朗さんの母は元陸上選手で看護師、教員で大和ハウス創業者の秘書といくつもの顔があった。礼儀や約束事に厳しく、守らないと靴べらで叩かれたりした。ただ手料理は格別で、角田さんが大好…
-
大森研一「具だくさんでびっくりするくらい甘い麦味噌汁」
出身は愛媛・松山。両親は西予市(南予地方)生まれ。米、野菜などを栽培、牛や鶏も飼って味噌まで造る祖父母の家。隣家までは2、3キロ離れた陸の孤島という環境。忙しい時期には、親戚一同が集まって稲刈りや牛…
-
大川豊「白米みたいに軟らかい玄米ごはんと深谷ネギの味噌汁」
学ラン集団・大川興業を結成し、お茶の間を賑わせた「総裁」こと大川豊さんは、東京近郊にあった米軍基地「キャンプ・ドレイク」で働く母に育てられた。人々は米兵と親交を持ちながら、街では反米、戦争反対の声が…
-
千原せいじ高校で競りにかけられた「ロール・サンドイッチ」
明智光秀の城下町として知られる京都・福知山で育った「千原兄弟」の兄・せいじさん。父親は建築設計士で、「普通の家庭だった」と本人は言うが、丹波で採れたマツタケを食べるための土瓶が並び、梅干し一つでも小…
-
野球少年だった角川博のお腹を満たしてくれた「お好み焼き」
広島・広陵高校出身の角川博さんは根っからの野球少年。高校時代は軟式野球部で活躍した。 「おふくろは昭和7年生まれの83歳。原爆が落ちたのは13歳になった時でピカドンが落ちてくるのを見たそうです。原…