世界ゴルフ新潮流
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安易なコース設定の日本ツアーから第2の松山は生まれない
今季男子メジャーの全日程が終了した。 最終戦の全米プロでは、最終日に一時首位に立った松山英樹が悲願のメジャー制覇に近づいた。しかし終盤に崩れて5位に終わったのが惜しまれた。 メジャー…
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グローバル選手を目指した宮里藍の努力と覚悟
米ツアーで活躍する宮里藍(32)が今季限りでの引退を発表した。 宮里は日本のプロゴルファーの中でも、正真正銘のグローバルプレーヤーである。では、グローバルプレーヤーとは一体何を指して言うのか…
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韓国人プロは目先の1勝より「世界一」を目指すから強い
前回、国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長が、所属する谷原秀人を諭した大砲理論を紹介した。 大砲の弾丸を的に命中させるためには、重力も考えて、常に標的の上を狙う必要があるということ…
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マキロイが目指す「歴史に残る選手」が強さの秘密
1月から3月末まで、世界のツアーを転戦し、見事マスターズ出場のキップを掴み取った谷原秀人(38)の執念は誰もが目を見張るものだった。マスターズの出場資格は直前までに世界ランク50位以内が絶対条件。 …
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松山がズバリ指摘 マスターズは「コースのレベル差と選手層の違」がよくわかる
男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)がいよいよ、来週の4月6日に開幕する。 今年は日本勢として松山英樹、池田勇太、谷原秀人の3選手が出場する。…
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世界のツアーは垣根を超えたグローバル化が進んでいる
年も押し迫った12月12日、都内ホテルでゴルフメーカーD社の新商品発表会があった。 その席上に、D社と用具使用契約を結ぶ松山英樹が出席した。 世界のトッププロにのし上がった松山が出席…
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グローバル化に取り残された日本男子ツアー
日本オープンに続き、三井住友VISA太平洋マスターズでも優勝した松山英樹がいみじくも言った。 「日本では1日ハマれば勝てるが、米国なら3日ハマらないと勝てない。その理由ですか? コースのレベル…
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チャリティーでも日本のプロは世界から大きく遅れている
9月22日、都内ホテルでISPS半田晴久会長主催によるレセプションが行われた。 現在、アフリカを中心に違法な密猟や取引で殺戮され、絶滅が危惧される動物たちを守る世界的な自然保護団体「Tusk…
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日本人プロに欠ける“世界で勝利する”という強い目的意識
メダル総数41という史上最多の快挙に沸いたリオ五輪の日本選手団。しかし112年ぶりに復活したゴルフ競技では、日本のレベルの低さが露呈した。世界トップランカーが軒並み欠場の男子ゴルフはメダル獲得のチャ…
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大会前夜祭で見せた日本人プロの大きな勘違い
日本の男子ゴルフが「ガラパゴス化」に陥っていることが最近、露呈した。 6月に朱鷺の台CC(石川県)で行われた「ISPSハンダグローバル杯」でのことである。この大会には主催のISPSが招聘した…
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“時代遅れ”の日本男子ツアーは世界から取り残される
日本の男子ツアー低迷の要因は、世界レベルとの大きな隔たりにある。 今や男女の区別はなく、ゴルフはグローバル化が当たり前の時代になった。 米国、欧州、豪州、アジアの各ツアーは互いに共催…