解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
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ずれる論点 豊洲百条委は“吊るし上げ”が成果のドッチラケ
築地市場の移転問題を調べる東京都議会の百条委員会は4日、元都幹部3人が証人喚問された。 前回までの喚問で、東京ガスの瑕疵担保条項を認める伏線になったとされる「確認書」に浜渦武生元副知事の関与…
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“汚染ネガキャン”が招く 築地価値毀損と業者への風評被害
都議会の会期末を控え自民党と小池知事の対決が激化している。自民党は、「築地市場の土壌は危険」とネガティブキャンペーンをまきちらし、27日の予算特別委員会では小池知事本人に向かって移転延期判断を徹底批…
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同じ東ガス工場跡地なのに…小学校NOで市場OKの奇っ怪
汚染された土地を“定価”で買ったのはなぜか――豊洲市場の用地購入の闇は晴れない。新たな汚染が発覚していく過程で、立ち止まる機会はなかったのか。実は、豊洲市場とは対照的な事例がある。東京・港区もかつて…
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慎太郎氏の“ハードル”越えられず 怪しさ残る豊洲採水調査
つくづく「何を今さら」だ。20日の都議会百条委で、在職中に豊洲市場の地下水を飲み水の環境基準以下にすると約束したことを問われると、石原元都知事は「ハードルが高過ぎたかもしれません」と開き直った。豊洲…
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次に炸裂するマル秘メモ砲は? 百条委騒然“弾薬庫リスト”
今度はどの“マル秘メモ”砲が炸裂するか。豊洲市場の用地取得の経緯を明らかにするため、東京ガスが都議会・百条委員会に開示した資料は段ボール箱50個分。百条委の初日には都側の“脅迫まがい”交渉を示唆する…
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移転の「歴史」塗り替える 東ガス“マル秘メモ砲”続々炸裂
都議会の百条委員会が大波乱だ。豊洲市場の用地取得の経緯などを明らかにするため、土地の所有者だった東京ガスから提供された資料は段ボール50箱分。膨大な紙の山が次々と明かす新事実がメディアを賑わしており…
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証人は極秘メモ次々否定 豊洲百条委に“死人に口なし”の壁
「石原知事が安全宣言しないと、土地の価格が下がって困るだろう」「脅かしてきた。議論してもムダ」――。20年近くヒタ隠しにされてきた極秘メモが明るみに出た。豊洲市場問題を検証する都議会・百条委員会の初日…
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豊洲の地下水調査 不適切なのは本当に「9回目の手順」か
豊洲市場の“疑惑”の地下水モニタリング調査について、4日、都議会の特別委員会が業者を参考人招致した。そこで明らかになったのが、201カ所中72カ所から有害物質が検出され、環境基準の79倍ものベンゼン…
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都議選を間近に控え 自公が恐れる石原氏の“抱きつきテロ”
果たして本気で石原慎太郎元都知事を追及できるのか。豊洲市場問題を巡って設置した都議会の百条委員会が早くも空転だ。証人喚問の日程こそ「3月11日、18~20日」と決めたが、いつ誰を呼ぶかは、27日行わ…
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豊洲用地取得 石原元知事の“責任”示す決定的証拠を入手
豊洲市場の問題で、都議会の全会派が強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置に合意。22日の定例会初日の本会議で議決する見通しだ。かつての都のトップが証人として偽証リスクにさらされる異例の展開を迎えそう…
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証拠文書を入手 豊洲は都が“見せかけ汚染対策”で用地取得
豊洲市場問題で、都議会特別委の参考人招致に応じる考えを示した石原慎太郎元知事。「いろんなことが分かってきた」と記者に明言したが、本当に「いろんなことが分かって」いるのか。日刊ゲンダイは、豊洲の用地取…
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すでに別荘売却…巨額賠償を阻む石原氏の“終活”相続対策
小池百合子都知事(64)にはスケベ心を抱いている余裕はない。石原慎太郎元都知事(84)との直接対決にメラメラしていたはずが、先週の定例会見ではクールダウン。熱望していた公開ヒアリングの日程を聞かれて…
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マル秘文書で露呈 豊洲の工事費「81億円」も高騰したワケ
石原元知事による不可解な用地買収の経緯も問題だが、豊洲市場の建築工事費の異常な高騰も忘れてはいけない。現時点で2574億円に跳ね上がり、整備費全体の実に約44%を占めるにいたった大問題である。 …
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石原氏の最側近が独占告白 豊洲移転“水面下”交渉の全貌
石原慎太郎元東京都知事(84)の「懐刀」と呼ばれる濵渦武生元副知事(69)は、築地市場の豊洲移転問題で、東京ガスとの土地売買交渉にあたったキーパーソンのひとりだ。これまでメディアの取材を避けてきたが…
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築地仲卸業者組合 移転反対派トップの誕生で石原氏に戦慄
これで豊洲市場への移転がますます難しくなったのは間違いない。 築地市場の仲卸業者からなる「東京魚市場卸協同組合」が31日、任期満了に伴う理事長選を実施した。豊洲市場への「移転推進派」の伊藤淳…
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専門家も指摘 豊洲市場開場より「築地存続」がお得の根拠
約6000億円もの整備費を投入した豊洲市場は今さら白紙撤回できない――。こんな話が一部メディアの報道や、都庁内でもささやかれているが、そんなことは全くない。現時点で年間100億円もの赤字をタレ流すこ…
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猛毒と赤字タレ流し 開場絶望の豊洲は「墓地転用」で確定
猛毒まみれで使い勝手にも不安が残る。問題山積の豊洲市場に新たな“爆弾”が炸裂した。25日、都が公表した試算で、このまま豊洲を開場した場合、ベラボーな赤字を垂れ流すことが分かったのである。 豊…
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異例の弁護団交代 小池知事狙う“石原断罪”と豊洲移転白紙
小池都知事が20日、豊洲市場の用地購入をめぐる住民訴訟について、石原慎太郎元都知事に賠償責任はないとしていたこれまでの都の方針を見直すと表明。新弁護団「訴訟対応特別チーム」を立ち上げ、慎太郎氏の責任…
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地下水異常数値の原因 豊洲の“盛り土”は再汚染されていた
猛毒シアンが検出されるなど環境基準値を大幅に超える汚染物質が検出された「豊洲市場」(東京都江東区)の地下水問題。都は近く再調査を行って異常数値の原因を探る予定だが、今回の問題でハッキリしたことがある…
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市場PTメンバー激怒 議論半ばの耐震性に都が「安全証明」
専門家の議論を待たず、シレッと「安全証明」を“強行”だ。敷地内の地下水から環境基準の最大79倍の有害物質が検出され、豊洲市場は大炎上中だが、建物の安全性の問題もいまだくすぶっている。 実は、…