解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
-
土壌汚染より深刻か 豊洲市場内のグロテスクな“カビ写真”
土壌汚染をめぐる豊洲市場の問題は、追加の対策をした上で来年春から秋に開場を目指すことで一段落したかに見えたが、今度は市場内にカビが発生していることが発覚して大騒ぎになっている。 都によると、…
-
小池知事側近が広げ…“築地民営化”の大風呂敷に業者困惑
小池百合子都知事(65)が2日で就任1年を迎える。都議選の圧勝など飛ぶ鳥を落とす勢いのようにもみえるが、内情は違うようだ。小池都政はアチコチで「綻び」が出始めている。 〈「知事方針への全面協力…
-
小池知事側近 移転慎重派にドーカツまがいの“懐柔工作”
「都政の見える化」が聞いて呆れる。市場移転問題で、都議選直前に小池都知事が示した築地・豊洲の「両市場併用案」。豊洲にいったん移転し、希望する業者だけ5年後に築地に戻るという内容に、中小零細が多い仲卸業…
-
豊洲を五輪報道拠点に…1兆円損失解決する小池知事の原案
2年近くに及ぶ利用制限による経済損失の規模は実に1兆円超――。東京五輪開催のネックとなりつつある「東京ビッグサイト」問題。五輪期間中は世界の報道機関の拠点となるメディアセンターに利用される予定で、開…
-
ビッグサイト問題 解決に新市場「5街区」利用の“妙案”
都政が抱える2大懸案を一挙に解決できるかもしれない。 ここ最近、メディアに取り上げられている「東京ビッグサイト」問題。江東区に立地するビッグサイトは2020年東京五輪期間中、国際放送センター…
-
「5月か9月移転」明言も 小池知事側近が反対派分断工作
結局、「決められない知事」との批判をかわすためだけの生煮え案に過ぎなかった。都議選の告示日の直前に、小池都知事が唐突に打ち出した「市場両立」の基本方針、「豊洲移転・築地再開発」案。小池知事も都民ファ…
-
姑息な安倍官邸と小池知事 築地併用に特区活用の仰天案
混迷極める築地市場移転問題に関して小池百合子都知事が19日に会見。豊洲市場へ移転しつつ、築地市場も5年後をメドに再整備する方針を示したが、その裏で安倍首相と小池知事の“二人三脚”によるプランが急浮上…
-
大手紙“虚報”にヘソ曲げ 小池知事「週内に移転表明」否定
「来週ってだれが言いました」――。余りのけんまくに報道陣は言葉を失った。先週土曜、豊洲市場の無害化の未達成を直接業者に謝るため、築地市場を訪れた小池都知事。終了後に「移転の判断は来週ともいわれています…
-
小池知事が“クセ球” 両市場共存も「築地改修ファースト」
やっぱり“クセ球”を投げてきた。混迷極める市場移転問題で、都の「市場問題プロジェクトチーム(小島敏郎座長)」が13日、豊洲移転案と築地改修案を記した「第1次報告書」を小池百合子都知事に提出した。小池…
-
二者択一逃れ 小池知事が最後に選ぶ「異次元」移転プラン
早ければ16日に判断するとの報道も飛び出した。小池都知事が23日に告示を控える都議選の前に、築地市場移転の可否を表明することが既定路線となってきた。 13日には市場問題プロジェクトチーム(P…
-
“判断材料”続々 都役人の策略で小池知事が陥ったジレンマ
小池百合子都知事は、追い込まれて「判断」を下すことになりそうだ。 市場移転問題で、豊洲市場の土壌汚染対策を検討してきた「専門家会議」が11日、安全確保の追加対策をまとめた。業者との調整が難航…
-
移転も残留も消えた PT報告書に両市場“共存”の大胆プラン
世界に類を見ない歴史と文化を誇る市場の存続は、ほぼ確実だ。 市場移転問題を検証する東京都の「市場問題プロジェクトチーム(PT)」が5日、豊洲開場と築地再整備の双方の課題を併記した報告書をまと…
-
住民訴訟で新事実 豊洲移転を再検証するタイミングあった
混迷極める豊洲市場問題。「土壌汚染対策費を考慮せずに土地を購入したのは違法」と訴える住民訴訟で、新たな事実が分かった。 最大で環境基準の4万3000倍ものベンゼンが検出された翌2009年、都…
-
“公約破り”に業者カンカン 小池知事に860億円賠償リスク
都民約40人が石原元知事に約578億円を請求するよう都側に求めた住民訴訟の口頭弁論が31日開かれる。 住民側は汚染を考慮せず豊洲市場用地を購入したことが、知事の裁量を越えて地方自治法に違反す…
-
まるで「森友」…消えた豊洲地下水“汚染隠し”解明データ
まるで、“証拠隠し”の森友学園問題のようだ。豊洲市場問題の「専門家会議」が18日の会合で配布した資料から、重大な事実が発覚した。なぜか、“汚染隠し”の疑惑の残る地下水モニタリングのデータが「不存在」…
-
建築士らリノベ案提示 築地“大胆改修プラン”続出の可能性
リノベーション(再生建築)のプロから続々と大胆プランが飛び出した。老朽建築や空き家の活用による地域再生を議論する「リノベーションまちづくりサミット 2017」が14~16日の3日間、都内で行われた。…
-
追及第2幕へ 石原元知事が法廷で問われる“不作為の責任”
百条委員会の証人喚問で“無罪放免”とはいかない。 豊洲市場の用地取得を巡る住民訴訟の原告団が11日に会見し、石原慎太郎元都知事(84)の証人出廷を東京地裁に改めて求める考えを示した。原告は、…
-
浜渦元副知事の「偽証」より追及すべきは2つの重大岐路
「今朝、ごはんを食べていないのをどう立証する? うそをついていると言う議会が立証すべきだ」――。豊洲市場の用地取得の交渉責任者だった浜渦武生元副知事がきのう(10日)、都庁で反論会見を開いた。 …
-
“豊洲派”が再整備案にノーも…小池知事のハラは築地存続
8日、東京・築地市場の移転問題を検証する「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の委員が、業者との意見交換会で築地再整備案を提示。工期7年、734億円をかけて再整備し、一方で豊洲の新市場予定地は最大4…
-
都議会百条委 「政治的圧力」への追及どこへ吹き飛んだ?
仰々しい「土壌Xデー」なる表現はどこかに消えてしまった。豊洲市場移転問題を調べる都議会百条委員会は、予定された5日間の証人喚問を終了。気になるのは、先月11日の喚問初日に飛び出した“衝撃の新事実”に…