スケートリンクの裏側
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アイスショーでは生計立てられず セカンドキャリアの現実
現役引退後もスケーターとして活動する一方、村主氏にはコーチや振付師としての顔もある。拠点のひとつであるカナダでは、60競技以上のスポーツで共通のコーチ育成プログラムがあり、現地で「指導者」を名乗るに…
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摂食障害や低身長…フィギュアスケーターが抱える職業病
幼少期からリンクで英才教育を受けるフィギュアの選手は、10代半ばから体の変化に直面する。拒食症などの摂食障害に陥るケースも多く、スケーターの「職業病」といわれてきた。村主さんはどうだったのか。 …
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「褒められたら終わりと思え」のスパルタ教育で育った
フィギュアスケートの選手が演技後に採点を待つ「キスアンドクライ」。コーチと涙を流して抱き合う姿は感動的だが、涙の裏には厳しい指導と女子特有の修羅場がある。村主氏もまた、幼少期からスパルタ教育を受けて…
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コーチ変更に“円満”なし 「私も笑えないレベルでモメた」
村主氏は28年間の現役生活の中で、浅田真央を育てた佐藤信夫氏(99~07年)や安藤美姫を指導したニコライ・モロゾフ氏(08~09年)ら9人以上のコーチに師事した。フィギュアスケート界ではコーチの変更…
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羽生結弦を苦しめる靭帯損傷は「骨折よりめんどくさい」
平昌五輪まであと10日。注目競技のひとつがフィギュアスケートだ。中でも、男子で66年ぶりの連覇がかかる羽生結弦(23)は違った意味でも注目されている。昨年11月、NHK杯の公式練習中に右足首を負傷し…