適菜収「それでもバカとは戦え」
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河野太郎を総理大臣にしてはならない理由…政治はオタクの遊び場ではない!
先日、河野太郎のインタビュー記事を読んで違和感の正体がわかった。そして絶対に総理大臣にしてはならない人物であると確信するに至った。これは〈「だからトップを目指すんだよ」河野太郎の行動原理はたったひと…
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参院選迫るも問題人物しか公認しない? 自分にひたすら甘い「維新精神」全開
選挙後に維新の会の関係者が逮捕されたり、事務所に警察が踏み込むのは風物詩となっているが、今回は参院選前から維新の不祥事が続出。もはや公党の体をなしていない。 日本維新の会大分県総支部で幹事長…
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猪瀬直樹も飛びついた 維新の躍進を許せば日本は「2度目の敗戦」を迎える
作家で元東京都知事の猪瀬直樹が今夏の参議院選挙に出馬する意向を固めたとのこと。日本維新の会の比例代表となる見通し。維新は著名人を中心に擁立作業を進め、比例で元プロ野球選手の青島健太、歌手で俳優の中条…
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安倍晋三を政治にかかわらせるな! 必要なのは節度ある「保守政治の回復」
もう笑うしかないのか、恥知らずもここまでくると貴重と感心すべきなのか、安倍晋三のはしゃぎっぷりが止まらない。 かつて動画サイトのイベントで、迷彩服を着て陸上自衛隊の10式戦車に乗り手を振って…
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日本維新の会に急接近でゴタゴタ…国民民主党のくだらない睨み合い
選挙のたびに野党分断工作で活躍する国民民主党の前原誠司が、またいろいろやらかした。本当にアホなのか、アホのふりをしているのかは不明だが、日本維新の会と国民民主の関係がこじれるなら、今回はいい方向に作…
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「自分の力を過信した」安倍晋三の低レベル発言が招く日本の危機
安倍晋三の大学時代の恩師である政治学者の加藤節は、安倍は2つの「ムチ」に集約できると言う。ひとつはignorantの「無知」、もうひとつはshamelessの「無恥」であると。 〈「無知」につ…
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世間を欺くひと芝居 「法律顧問」契約を解消した橋下徹と大阪維新の会の関係
大阪維新の会の法律顧問だった橋下徹が、3月末で党との契約を解消していたとのこと。 橋下は2015年末に政治家を引退後、日本維新の会の法律政策顧問と大阪維新の法律顧問に就任。政策助言や法律面で…
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寝言を垂れ流す 「安倍晋三」という安全保障上の脅威
バカの確信ほど怖いものはない。自民党山口県連などは憲法改正の早期実現をめざす集会を開催(4月3日)。 安倍晋三は講演で、敵基地攻撃能力について「日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確…
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日本維新の会が体現する「昭和型の政治」を拡大させてはならない
兵庫県西宮市民が良識を示した。市長選と市議補選(3月27日投開票)で、日本維新の会が公認した市長候補と市議候補2人の全3人が落選。現職の石井登志郎は維新公認の増山誠に倍近い大差をつけて圧勝した。大阪…
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白々しいにもほどがある 安倍礼賛保守メディアのロシア報道
ロシアのプロパガンダや報道規制に憤慨するのもいいが、日本の報道も何とかしたほうがいい。今回、ロシアがウクライナに侵攻し、日ロ関係が悪化すると、「北方領土交渉は暗礁に乗り上げた」「交渉は振り出しに戻っ…
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河井事件で34人一転起訴 検察は疑惑の本丸「安倍晋三」に踏み込まないのか
2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、元法相の河井克行=実刑確定=らから現金を受領したとして、検察当局は広島県議ら34人を公職選挙法違反(被買収)で起訴した(3月14日)。34人は…
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「献国奴」安倍晋三の妄想と思考停止 夜郎自大もここまでくるとすがすがしい
共産党の志位和夫委員長が〈憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです〉とツイート。 …
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北方領土めぐり巨額上納に主権棚上げ…それでものこのこ出てくる安倍晋三は火事場ドロボー
私が小学生の頃、自宅の近くで火事があった。消防車や救急車のサイレンが鳴る中、燃え上がる家を見ていると、同級生のK君も見物に来ており、火を見て興奮したのか「火事だ、火事だ」と小躍りしていた。そのとき、…
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“噛みつき維新”にブーメラン直撃 いつも通りにデマカセ恫喝か?
維新が完全に壊れたようだ。全方位に噛みつき、戻ってきたブーメランが見事に直撃した。自称「私人」の橋下徹は、れいわ新選組の大石晃子に対し、名誉を傷つけられたとして訴訟を起こした。大石が橋下府政時代の問…
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参院選に向け機運醸成 「アベ改憲案」のおかしさは猿でもわかる
自民党憲法改正実現本部は、改憲の機運醸成に向け全国各地で集会を開くという。参院選に向けて論議を盛り上げ、改憲を実現する算段のようだ。 立憲民主党は反発。枝野幸男は党の憲法調査会で「権力を誰に…
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石原慎太郎は成熟を拒絶した「永遠の中2病」 軽薄さを三島由紀夫も見抜いていた
作家の石原慎太郎が亡くなった。享年89。間違いなく戦後を代表する人物だったと思う。もちろん、悪い意味において。石原は保守でも右翼でもない。石原自身も「僕そんな右じゃない。真ん中よりちょっと左ですよ」…
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菅直人元首相「橋下徹はヒトラー想起」批判のトンチンカン…愚鈍にも程がある
立憲民主党の菅直人がツイッターに〈橋下(徹)氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし「維新」という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治…
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「国民の身を切る改革」で焼け太り ひたすらカネに汚い維新の手口
日本維新の会が衆参両院の常任委員長と特別委員長の手当を廃止する法案を衆院に提出した(1月17日)。各委員長には国会会期中、1日6000円の手当が支給されているが、維新は「身を切る改革」の一環として手…
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NHKの「不確かな」字幕問題で問われているのは最初から「決め打ちの捏造」だったのかだ
NHKは昨年12月26日に放送、30日に再放送されたBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」後編の字幕に、不確かな内容があったとし、謝罪した。これは今年6月に公開予定の東京五輪の公式記録映画の…
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ナチスの手法を彷彿とさせる維新とメディアの連携 読売の報道姿勢を厳しくチェック
2022年は本音と建前の境界が完全に崩壊し、外道がフリチンで公道を歩く世の中になると思われる。それを端的に示すのが、2021年12月27日に行われた大阪府と読売新聞大阪本社の包括連携協定である。これ…