適菜収「それでもバカとは戦え」
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映画「妖怪の孫」が描く負の側面 依然としてこの国を深く蝕む「安倍的なもの」
新宿ピカデリーで「妖怪の孫」(内山雄人監督)という映画を見た。妖怪とはA級戦犯で「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介のことである。映画は、岸に心酔していた孫の安倍晋三とは何だったのかをドキュメンタリーで描…
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岸信千世がぶち込んだ「社会問題が顕在化した日本の縮図」
前防衛大臣・岸信夫の議員辞職に伴う衆議院山口2区の補欠選挙に長男の信千世が出馬表明。 最初に注目を集めたのが公式サイトだ。曽祖父の岸信介や伯父の安倍晋三などの名前を記した「家系図」をアピール…
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近づく衆院補選…そして「安倍晋三」の神格化は生前以上に進む
安倍晋三死去に伴う衆院補選が近づいてきたからか、安倍の地元の山口県下関市ではキナ臭い動きが出てきた。大丸下関店の「JOIN083」で開催されている企画展では、昨年9月の安倍の国葬で、菅義偉が弔辞で紹…
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一連の“高市騒動”の前提 安倍晋三による言論弾圧は疑惑ではなく客観的事実だ
今回の高市早苗を巡る一連の騒動。前提として確認しておきたいのは、安倍晋三という異常な人物が、言論統制・言論弾圧を行っていたのは疑惑ではなく、客観的事実であるということだ。アメリカ国務省が発表した人権…
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主語をごまかす岸田首相はおごりを捨てよ!「時代は憲法の早期改正を求めている」の支離滅裂
上司には全力で媚びへつらい、上司からの命令をそのまま部下に押し付けるだけで、あたかも自分がなにかを成し遂げたかのような気分になっている中間管理職の男をイラストにしたら岸田文雄のような顔になるのではな…
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「はだしのゲン」平和教材から削除…日本をむしばみ続ける属国根性と無責任体質
広島市教育委員会は高1と小3の平和教育の教材として使っていた漫画「はだしのゲン」を別の絵本などに差し替えることを決めた。 「はだしのゲン」は、広島に投下された原爆で父や姉、弟を殺された少年がた…
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余裕があれば困っている人にカネを、反対に困っているときは遠慮なくもらえばいい
「情けは人のためならず」という言葉がある。一部で誤解されているように「情けをかけて助けるのは、結局はその人のためにならない」という意味ではない。人に対し情けをかけておけば巡り巡って自分によい報いが返っ…
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「誤解を招いたなら謝罪する」は自民党の常套句 更迭秘書官もステーキ会食首相もこのパターン
謝罪するふりをして謝らない人は昔からいる。特に多いのが「誤解を招いたなら謝罪する」という言い方だ。要するに自分は悪くないが、発言を受け取った人が間違って理解したことに関しては「説明不足だった」と謝る…
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自民党総裁の「バカ息子」トップ5 岸田文雄、菅義偉、純一郎の息子がランクイン
特に安倍政権以降、権力の私物化、公私混同、縁故主義が目に余るようになったが、現在岸田文雄の息子が注目を集めている。そこで自民党総裁のバカ息子トップ5を振り返ってみた。 ■3人は現職議員 …
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「三浦瑠麗」という虚像は需要と人選ミスが生んだ…最初からいかがわしかった
国際政治学者を自称する三浦瑠麗とは一体何だったのか。太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして投資会社「トライベイキャピタル」本社と代表を務める瑠麗の夫の自宅マンションが東京…
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欧米歴訪で日本の「最大の脅威」を知らしめた“夜郎自大”岸田首相の猿芝居
岸田文雄の欧米5カ国歴訪が示したものは、わが国が悲惨でぶざまで奴隷根性丸出しの属国であることだった。 宗主国アメリカで行われた猿芝居に声援を送る連中も登場。自民党の佐藤正久はテレビ番組で「中…
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「増税に理解」致命的に恥ずかしい麻生太郎の“確信犯的デマゴーグ”
麻生太郎が福岡県直方市内の講演で、岸田内閣が打ち出した防衛力強化に伴う増税について、「もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た。真剣に取り組んでいる(政…
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バカも積もれば山となる「ゴミ処理能力」を上げなければ、社会は荒み滅びる
私が中学生の頃の話。紙くずを教室の床に放り投げた生徒に対し、教師が「ゴミはゴミ箱に捨てろ。おまえは自分の部屋でも同じことをするのか!」と声を荒らげた。当時の私は「教室と自分の部屋は別だろ」と思ったが…
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2022年振り返り「今年のバカ」番外編 旧統一教会と安倍派、ほんこん
年末の恒例企画「今年のバカ」。一部から「あのバカが漏れている」といったお叱りを受けたので、番外編をお届けする。 【細田博之】 2019年10月、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)系の…
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昔も今も「世論工作」はわが国お馴染みの手口 プロパガンダが招いた日本の惨状を見よ
共同通信の記事によると、防衛省は人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したとのこと。複数の政府関係者への取材で判明したという。 インターネットで…
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2022年振り返り「今年のバカ」トップ10(後編)統一教会、三浦瑠麗を抑えてのトップは?
前回に続き恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10を振り返る。 【第5位】菅義偉 今年見たものの中で一番おぞましかったのが、安倍晋三の「国葬」における菅の弔辞だった。いわく「(安倍の判断…
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2022年振り返り「今年のバカ」トップ10(前編)橋下徹、ひろゆきがランクイン
今年もバカが豊作だった。恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10。 【第10位】松井一郎 6月27日、松井は政見放送で「維新の会は経費については領収書を公開しています。でも公開しているの…
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死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取っ…
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デマ、陰謀論…整合性のない「虚偽情報」にだまされるな
作家・ジャーナリストを名乗る門田隆将という人物がいる。現実と妄想の区別がつかないので、自分の願望に沿うデマを垂れ流し、整合性がなくなれば陰謀論に逃げ込む。 森友学園の決裁文書改ざん問題を苦に…
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公共の電波で垂れ流される星占い…「いかがわしさを軽視する社会」がカルト暴走を許容した
独立行政法人国民生活センターの資料によると、全国の消費生活センターなどには、占いサイトやアプリに関する相談が年間1000件以上寄せられており、2019年度以降、増加しているとのこと。 相談事…