安倍“お友達ねぎらい”内閣を丸裸
-
北村誠吾地方創生相は過疎地の当事者なのに“期待外れ”濃厚
1947年、長崎県五島列島北部の離島、人口2000人余りの小値賀町で生まれた。島出身の国会議員は歴代、北村氏ただ一人。今回の初入閣に島は沸いている。 組閣があった9月11日に西村久之町長は〈…
-
“爺や”衛藤晟一大臣は日本会議と安倍政権をつなぐパイプ役
自民党きってのタカ派。安倍首相の「側近中の側近」を自任しているが、ゴマをすってポストにすがる茶坊主たちとは少しタイプが違う。 「第2次安倍政権の発足から7年近く、首相補佐官として安倍首相を支え…
-
竹本直一IT担当相は経歴ピカピカ ハイレベルな“ITオンチ”
悲願の初入閣早々、適格性が疑われている。数カ月前から公式HPが閲覧できない状態が続く。ドメイン更新費用は支払っており、原因不明だという。竹本氏はツイッターで、〈ドメインを管理している会社からロックが…
-
菅原経産相の初入閣は2年後輩荻生田文科相がアシスト?
菅官房長官の側近。党内に複数ある「菅グループ」の中でも、今年5月に発足したばかりの「令和の会」の取りまとめ役だ。「うまいタイミングで『グループ』を立ち上げた」と入閣できなかった待機組からは嫉妬の声も…
-
加藤勝信厚労相は親子2代で主従 安倍家に仕えるマスオさん
安倍家と加藤家は、先代から家族ぐるみの付き合いといっても、もちろん主従関係だ。“親子”2代で安倍家に仕える側近で、ポスト安倍のひとりに数えられている。 旧姓は室崎で、実父の室崎勝聡氏は日野自…
-
江藤拓農相は郵船造反組から復党した安倍首相の“お友達”
法相の河井克行氏、1億総活躍担当相の衛藤晟一氏と同様、安倍首相の“お友達”である首相補佐官から初入閣した。 2003年の衆院選で初当選。建設相や総務庁長官を務め、元金融相の亀井静香氏とともに…
-
赤羽一嘉国交相は党内事情でお鉢が回ってきた元ラガーマン
連立を組む公明党の指定ポストである国交相。党内では、旧建設省出身の石井啓一前国交相の留任を推す声もあったが、在職期間が歴代国交相で最長の3年11カ月に及び、公明党の閣僚としても過去最長を更新。支持…
-
次は“一発KO”…西村経済再生相は週刊誌で次々と醜聞報道が
2012年7月に出張先のベトナムで買春したと週刊文春に報じられた。 「西村さんはクラブの現地ホステス7人を宿泊先のハノイの高級ホテルにお持ち帰りしたと報じられました。西村さんの部屋は最上階のス…
-
醜聞だらけ “火薬庫大臣”田中和徳の初入閣に地元もビックリ
「安倍首相はよく入閣させたな」――。適齢期を優に過ぎた当選8回での初入閣に、驚きの声しきりだ。地元では「塀の上を歩く人」と呼ぶ人もいる。こっちがシャバであっちが……。サラ金やパチンコ業界との癒着、暴力…
-
「電波停止」言及 高市早苗の再入閣はメディアへの牽制か
「なぜ再入閣?」と多くの永田町関係者が首をかしげている。高市氏は2014年9月から17年8月まで、約3年間も総務相を務め、在職日数は歴代1位。在職中に「トンデモ発言」が物議を醸した問題大臣だった。 …
-
武田良太・国家公安委員長は麻生氏が“嫌がらせ”で入閣か
衛藤晟一1億総活躍担当相とともに二階派の入閣待機組だった。「反麻生の急先鋒」(自民関係者)といわれるだけに、今回の初入閣には驚きの声が上がっている。 「麻生さんとの対立は有名です。鳩山邦夫元総…
-
茂木敏充外相は日米貿易交渉“二枚舌”で念願のポストゲット
経済再生相として日米貿易交渉の大枠合意を達成した論功行賞で外相の地位をあてがわれたといわれる。本人は以前から「そろそろ重要ポストに就きたい」と外相就任に色気を見せ、「外相に就任すれば、いずれ首相への…
-
客員教授も務めズブズブ 萩生田光一は加計問題のキーマン
自他ともに認める安倍首相の最側近。加計学園問題のキーマンでもある。 NHKがスクープした文科省の内部文書「10/21萩生田副長官ご発言概要」には、「官邸は絶対やると言っている」「総理は平成3…
-
河井克行法相は安倍首相と菅官房長官に“二股”かけて初入閣
無派閥ながら首相補佐官に抜擢され、直近では自民党総裁特別補佐を務めていた安倍首相の側近だ。菅官房長官にも近く、初入閣した。 「首相側近と言われますが、菅長官にもスリ寄っています。そもそもは、鳩…
-
満を持して入閣 橋本五輪相は“無理チュー”事件再熱に恐々
スピードスケートと自転車競技で、夏冬合わせて7回もの五輪出場経験を持つ元トップアスリート。1992年のアルベールビル大会で銅メダリストに輝いた「五輪の申し子」だ。 東京五輪まで1年を切り、満…
-
河野太郎は防衛相の横滑りに「格下げだ」と難色示し抵抗
経済再生相だった茂木が、日米貿易交渉「大枠合意」の“ご褒美”で希望していた外相に横滑りし、河野は玉突きで押し出された。当初、党務か閥務という話もあったが、閣内残留は「対韓外交で強硬な河野が大臣を外れ…
-
小泉進次郎は実績ゼロの焦りから安倍首相の軍門に入り入閣
これまで安倍首相と距離を置き、過去、官房副長官への就任を断った進次郎氏も、今回は大臣ポストを切望していた。入閣要請の電話に「よろしくお願いします」と二つ返事で応えている。 「議員生活10年。実…