崩壊に向かうニッポンの教育
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月額980円で見放題“授業動画サービス”で難関大合格目指す
公立中学生が通う塾の費用は、学年が上がるにつれて増え、3年生は32万2386円(「子供の学習費調査」文科省、2016年度)。子供の受験のためには仕方ない出費だろうが、萩生田光一文科相の「身の丈発言」…
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転機の大学院教育 進む地盤沈下で色あせる「MBA」の値打ち
身の丈に合う――。国語辞典をひもとくと、「分相応」とか「その人にふさわしいさま」とある。では、かつてはエリートサラリーマンの勲章だったビジネススクールのMBA(経営学修士)は、どうか。萩生田文科相流…
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格差広げる中高一貫校 子供の未来は12歳で決まってしまう
東大クイズ王として女子中高生に大人気の伊沢拓司さん(25)、テレビで大活躍の林修先生(54)。この2人に共通しているのは、その博識ばかりではない。伊沢さんは開成、林先生は東海という名門の中高一貫校で…
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何度も受ければ点数取れる 英語民間試験で実力は測れない
萩生田文科相の「身の丈」発言によって、導入が見送られた英語民間試験。当初は2020年度から開始予定の「大学入学共通テスト」で活用することが決まっていた。現在の高校2年生は、3年生になる来年の4月から…
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子どもの学力は親の年収次第“身の丈”で教育機会に大きな差
「自分の身の丈に合わせて頑張って」――教育格差を容認する萩生田光一文科大臣の発言が、日本社会のアンフェアな実態を浮き彫りにした。ニッポンの教育は崩壊に向かっている。 ◇ ◇ ◇ 萩…