あのヒット曲 意外な誕生秘話
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ピンク・レディー「UFO」デビュー前はフォーク路線だった
静岡県の高校の同級生だったミー(根本美鶴代)とケイ(増田啓子)が、日本テレビ系「スター誕生!」をきっかけに大ブレークし、社会現象にまでなったことは、あまりに有名だ。しかし当初、フォークソングを歌って…
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「昔の名前で出ています」はホステスからの電話がヒントに
小林旭。昭和13年11月の生まれだから、81歳になるが、元気だ。コロナ騒動前までは全国を歌謡ショーで飛び回っていた。相変わらず見た目も若々しい。恐れ入る。 日活のアクションスターとして人気者…
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「勝手にしやがれ」はキザな沢田研二だからこそサマに
沢田研二の代表曲「勝手にしやがれ」は、阿久悠の傑作だと思うが、本人の評価はそこまでではなかったようだ。 生涯で5000曲以上を作詞した阿久悠が「自分の作品で好きなもの」の第1位にあげたのは、…
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藤圭子「新宿の女」は薄幸のイメージ戦略がズバリ当たった
あれからもう7年が経とうとしている。新宿の高層マンションから飛び降りて自殺した藤圭子。62歳だった。 なぜ飛び降り自殺だったのか? その心の闇は今も分からない。最後まで私生活も素顔もベールに…
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「みだれ髪」美空ひばりの天才たるゆえんが隠されている
昭和を代表する歌手・美空ひばりは、ほぼ昭和とともに生涯を終えている(平成元年6月没)。52年の生涯に吹き込んだレコードは1500余曲。うち、オリジナル曲は517曲だった。 日本コロムビアの最…
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ちあきなおみの「喝采」はなぜ伝説の一曲となったのか
最愛の夫・郷鍈治と死別したのが平成4年9月。以来、ちあきなおみは一切の芸能活動を休止した。今日に至るも、歌手活動はおろか、その姿を公共の場で見せたことがない。それゆえ、年々“伝説の歌手”として、その…
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「夜霧よ今夜も有難う」は石原裕次郎を窮地から救った
石原裕次郎は、NHKの紅白歌合戦には歌手として出場していない。 「嵐を呼ぶ男」「俺は待ってるぜ」「赤いハンカチ」「銀座の恋の物語」、そして「夜霧よ今夜も有難う」など数多くのヒット曲を飛ばしなが…