受験戦線で要注意の新潮流
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「開成、麻布、武蔵」入試直前ラストスパートは何をすべき? 21年出題から読み解く傾向と対策
東大合格者数トップの座を40期連続で死守する開成の入試(中学募集定員300人)の出願受け付けが、12月20日から始まった。開成と並び、都内私立中高一貫校「男子御三家」に数えられている麻布(300人)…
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中学受験の明暗を分ける「最後の1カ月で出来ること」受験のプロが語る“逆転シナリオ”
「中学受験は最後の1カ月が勝負」と強調するのは、受験業界に関わって半世紀近くが経つ学習塾の経営者。中高一貫難関校の入試は2月初めに集中。都内私立男子御三家(開成、麻布、武蔵)と女子御三家(桜蔭、女子学…
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中学受験「私立か公立か」開成と都立小石川中教の両方に合格したら…
最近、中国の教育界で激震が走っている。習近平指導部が私立の小・中学校を公立化していく方針を打ち出したのだ。 「10年ほど前から私立校が急増。子どもを海外の大学に留学させたいという家庭がこぞって…
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開成vs筑駒vs灘「進学校トップ対決」大学受験実績の“真の雄”は?
「正直なところ、大学受験実績で中高一貫校トップの座を争っているのはうちではなく、筑駒(筑波大附属駒場、東京・世田谷区)と灘(神戸市)だと思います」 こう話すのは開成(東京・荒川区)の学校関係者…
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渋幕の成功に続け!男女共学進学校が中高一貫校入試のトレンドに~東大合格者数でも上位
中高一貫校入試まであと約2カ月となった。願書受付も12月下旬から1月に集中。受験する小学6年生やその保護者にとって、最後の決断を迫られる時期になっている。学校選びの参考になるかどうかはわからないが、…
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中学受験は何年生からどのくらい真剣に準備すればいいのか?
現在、都内では小学生の4人に1人が中学受験をする。公立中学に進んで3年後に高校受験、さらにその3年後には大学受験というスケジュールは、生徒たちにとって、あまりにも負担が大きい。余裕をもって大学受験に…
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医学部に強い中高一貫校 真の王者はホリエモンの母校・久留米大附設
進学校の実力を測る指標として、もっともよく出てくるのは全国高校別・東大合格者ランキング。約70年前から、集計データがマスコミで発表されるようになった。近年、東大合格者数と並んで注目されている指標がも…
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麻布、開成、武蔵も…学習塾に支配される名門進学校の厳しい現実
「中学受験を主とする学習塾が、進学校にとって無視できない存在になったのは1990年代後半あたりから」と振り返るのは都内私立中高一貫男子校「御三家」の一角、麻布の元教師。 「かつては、学習塾の動向…
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4大学習塾で授業料が最も安いのは「日能研」 それでも塾通いは家計負担が大きい
「問題の根深さは日本も変わらない」と複雑な表情を見せるのは学習塾経営者。2021年7月24日、中国共産党と中央政府の国務院は、義務教育の生徒の宿題負担と校外教育負担を軽減していくと発表した。この中でも…
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中学受験「塾の選び方」 4大学習塾の長短と特色を検証する
「中学受験に際し、難関校でも学習塾に通わずに合格することは不可能ではありませんが、あまり現実的ではない」と話すのは都内の学習塾経営者。 「模試を受けて試験慣れしておくのは最低限必要でしょうが、ほ…
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SAPIX、日能研…中学受験「学習塾」の栄枯盛衰
それまでほとんど、裕福な家庭の子どもに限られていた中学受験が平均的な家庭の間でも増えだしたのは1960年代。政府が所得倍増計画を打ち出し、日本経済が右肩上がりで成長していた時代である。麻布や開成とい…
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麻布学園・平秀明校長に聞く コロナ禍でトップ進学校に生じた変化
新型コロナウイルスの感染者が日本で初めて確認されたのは2020年1月16日だが、この年の大学受験戦線に影響を与えることはほとんどなかった。大学受験における実質的なコロナ元年となった21年、逆境をもの…
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コロナ禍で人気が強まる大学付属校の損得勘定 MARCHでは立教が頭ひとつ抜け出す
「有名私立大付属校の人気は以前にもまして上がっている」と話すのは大手学習塾の幹部。 「コロナ禍で先が見通せない中、保護者の安定志向が強まっているのです。もともと、大学に内部進学できる私立付属校は…
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18人が東大現役合格 都立中高一貫校「小石川中教」のすごさ
「あまり話題になっていませんが、2021年の大学受験戦線でもっとも目覚ましい成果を上げたのは都立の中高一貫校『小石川中等教育学校』ではないでしょうか」 感嘆したように話すのは大手予備校の幹部。…