2030年ウクライナ冬季五輪の胎動
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IOCが「2030年ウクライナ冬季五輪」の英断を下せば商業主義批判にも答えが出せる
「ウクライナで冬季五輪2030を」は絵空事か? 私は世界に問いかけた。思いを英文にし、FrancsJeuxに寄稿した。 同誌は国際スポーツ界の動向を専門的に扱う初のフランス語圏メディアで、日々…
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スポーツ外交で説得する使命…プーチンが「敬意の念を抱く適任者」が日本にいる
虎穴に入らずんば虎子を得ず。プーチン大統領の懐に飛び込んで、彼の思いを「ウクライナ冬季五輪2030」に向けることができれば和平への道が見える。 果たしてこの使命の適任者がいるだろうか? プー…
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プーチンはオリンピック休戦決議を踏みにじりながら…最高位勲章剥奪の汚名をそそぎたい
ウクライナ戦争を始めたのはプーチン大統領となっているが、本人はロシアの自衛のための手段というのが大義名分。戦争は立場の違いの戦いなので判決は歴史に委ねられるのだろうが、オリンピズム(五輪哲学)からは…
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ゼレンスキー大統領はバッハ会長に五輪開催立候補を伝えていた
2030年冬季五輪をウクライナで!──。 招致活動に行き詰まっている札幌と日本オリンピック委員会(JOC)に捧げるスローガンである。 6月29日にJOC会長に再任された山下泰裕氏が会…
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2030年冬季五輪に突然、スウェーデンとスイスが開催名乗りを上げた裏側
6月29日、山下泰裕氏が日本オリンピック委員会(JOC)会長に再任された。3期目となる。2019年、山下氏がJOC会長に初めて就任した時、私は大いなる期待を持った。それは彼が「嘉納治五郎先生の志を継…