早瀬久美 青春と老後を語る
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腹立たしい感情も生きている証拠? 懐かしい思い出になるのかも
今回が最終回です。7カ月間の掲載もアッという間。月日が流れるのが年々早くなる気がするのは私だけ? 医学的には人間の寿命は120歳くらいまで大丈夫らしいです。これだけあれば、もう一花咲かせるチ…
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いくつになってもパートナーの存在は人生の支え
この連載も今月で終了です。この記事を入れてあと2回。 何ごとも始まりがあれば終わりがあるもの。仕事だって、人生だっていつか「完」がきます。 とはいうものの、年齢とともに身も心も枯れて…
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なりすまし疑惑でフェイスブックのフォロワーがバッサリ消えた?
私のフェイスブック(FB)アカウントは5つあったうちの4つが突然消えました。理由はなりすまし疑惑。上限の5000人をのせたままバッサリです。 消された人は私が消したと思うだろうね、違うと言い…
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青春スターの早瀬久美が競馬場通いで金切り声を張り上げている?
夫がハワイで倒れたと連絡があり、2度目の連絡は死亡の知らせ。真っ先に頭に浮かんだのはお酒です。 最初のアメリカ人との離婚理由はalcoholic。夫がアル中とは思わなかったけど、酒好きは本当…
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偶然にもSPEED系列の事務所に入ったけど、また潰れた…
20年ぶりに入った芸能プロダクション。いきなり潰れてさぞかしガックリ? いや、そうでもありません。私はまだ仕事用の宣材作りの段階でカメラマンに撮影してもらったり関係者に挨拶に行ったり、ギャラの未払い…
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女優以外にスキルがないと気づき、芸能事務所に入ったら…
バブル後は意気消沈してしまった日本。何でみんな、あんな泡のような景気を信じたのか、今となっては不思議。あれから沈黙の30年かな? 物価も上がらず給料も上がらない。その間、東日本大震災やリーマン・ショ…
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バブル崩壊、そして家族は…お受験の不思議な光景を目の当たりにして怖くなった
私たちの日本帰国を待ち構えていたように、バブルがはじけました。残念ながら、バブリーな生活はカケラも享受できなかった。 電話が鳴りました。受話器を取ると「ぷくぷく、パチン、ぷくぷく、パチン」と…
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貯金をかき集めて差し出し、バブル崩壊前夜の日本帰国
バブル景気といってももう若い世代は知らないんでしょうね。 でも最近、ニュースで株価がバブル時に戻ったとか、それを超えたとか言ってるでしょ? もう30年以上前、日本経済が異常に膨れ上がって世界…
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米国に大地震はないと思っていたら…サンフランシスコでM6.9の地震を経験
今年は年明け早々から地震のニュース。この数年、熱海の友人の家で新年を過ごすのが恒例になっています。食事やおしゃべりに楽しく盛り上がっている最中、緊急地震速報が流れて肝を冷やしました。震源地は能登半島…
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預金を米国に移して手に入れたビルは幽霊屋敷だった?
アメリカで生活する三種の神器は永住権のgreen card、働く権利(税金を払う義務)のsocial security、そして医療保険。これを手に入れたら選挙権はないだけで、アメリカ人と同じように制…
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気分転換から英語力まで…アメリカの子育て事情
生まれたての赤ちゃんのお世話は大変。3時間ごとの授乳。昼夜の区別もなく、一日中、朦朧としてました。 でも、外出した時、へばった時はお助けミルクボトルがありました。出来合いの乳児用ミルクで、キ…
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無事出産! 日本語新聞には娘の写真も大きく掲載されて
無事に出産し、私もやっと母親の仲間入りです。病室には電報やお花が次々届いて、世界中から祝福されているような幸せな4日間でした。 4日間? アメリカではお産は3日で退院するのが普通ですが、私は…
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痛い!早く切って取り出して! と叫び続けて数時間。普通分娩で出産
サンフランシスコ(SF)にはチャイナタウンと並び日本人のつくったジャパンタウンがあります。紀伊國屋書店(世界中にあるけど)、納豆やメンチカツのお総菜まで売ってるスーパーマーケット、そば屋、豚カツ屋、…
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「そこに愛はあるんか」と思った…夫の私に向って展開した妙な言い訳
夫は、元妻と子供のいる家をバッグ一つで出て最初は寂しいアパート暮らしでしたが、引っ越しを重ね、家具を買い整え、どうにか我が家も家らしくなりました。エレベーターで他人と乗り合わせたら、必ず軽く「ハ~イ…
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サンフランシスコで誇れることは徹底的に英語を勉強したこと
自分の人生が突然終わる、そんなことは考えてもいなかったのに、最近60代から70代の同世代の芸能人が次々亡くなったというニュースが……。 アリスの谷村新司さん、同郷のもんたよしのりさん、八代亜…
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憧れの女性だったタイガーバームガーデンの胡暁子夫人と対面!
「レストランの中で、タイガーバームの胡暁子夫人がお待ちなんです。ぜひ、ランチをご一緒に」 私たちに話しかけてきたイケメン(?)ビジネスマンが目の前の店を指さして言いました。 「胡暁子さん…
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離婚するので付き合ってくれ? そこに愛はあるんか?
サンフランシスコを案内してくれた彼。東京に一時帰国したので、久しぶりに会いました。ちょっとやつれた感じ。 アメリカ人の奥さんから離婚を迫られ、何とかご機嫌を取ろうとバラの花束を贈ったら、受け…
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妻と妾を並べて縛り、鞭で打つ…「サド侯爵」の解説にドキドキしていた小学生
子供の頃、まだ小学生だったかな? 曽祖父の物集高見の編纂した辞書「広文庫」を開いてみたことがあります。本は革張りの重厚なもので全20巻と、「群書索引」全3巻。それと戦後、父が買い集めた物集高見全集な…
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大伯父・物集高量が100歳で出版した「百歳は折り返し点」が大ヒットして時の人に…
アメリカの旅も無事終了。やっぱり日本はいいな。安心感。食べ物がおいしい。しかし、女優の役は年齢とともに脇に追いやられていく感じ。もう今まで頑張ってきたのだから、他のことをやってみてもいいんじゃないか…
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ロスからサンフランシスコへ トイレに忘れ物の大ドジから始まった
ロスと申しやしてもいや、広うござんす……。 年齢とともに、自分のやりたいことが女優以外にも、他にあったのではないかと、自分を見つめ直す旅に出たつもりでした。しかし、ちんぷんかんぷんの「アメリ…