石田純一 70歳のダンディズム
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東京都知事選「出馬断念会見」をすると安倍晋三さんから電話があった
2015年に安保法制反対のデモに参加してから、政治への血が騒ぎだした。この国はとんでもない方向に進んでいる。そんな問題意識が膨らんできたころ、東京都知事選が行われることになった。舛添要一都知事が公用…
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自民党と袂を分かった小池百合子さんの都知事選に巻き込まれていく
ニュースキャスターを経験してから、さまざまな政治家の方とも知り合いになった。2015年だったと思うが、赤坂での食事会に呼ばれた。今、官房長官をやられている林芳正さん、元デジタル相の平井卓也さんともう…
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2015年の秋ごろ、ある政治家の宴席に呼ばれていくと小池百合子さんが放心していた
東尾修さんのご了解もいただき、2009年12月、理子と籍を入れ、翌年の8月に結婚式を挙げた。年の差婚、義父とはわずか4歳差ということで騒がれた。僕の過去も世間が面白がった理由だろう。なにしろ、3度目…
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東尾修さんは僕を見るなり、「おまえかあ~」とうめいた
理子とは2009年の12月12日に籍を入れた。その前にお父さんである東尾修さんにご挨拶をしなければならない。これが2009年の5月18日のことだ。なぜ、覚えているかというと、東尾修さんの59回目の誕…
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東尾理子に「石田純一は口説きに来るな」と読まれていた
東尾理子とは共通の知り合いが多かった。そして、ちょっとだけ気になっていた。 ある日、ゴルフを終えて、ゴルフ場でスポーツ新聞を見た。ケイン・コスギと理子の交際報道がドカンと出ていた。当時はもち…
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バラエティー番組の面白さは、瞬時に攻守所を変えること
すっかりバラエティー番組が気に入った僕は、いつの間にか、バラエティーの思考回路になっていたような気がする。 共演者とのトークでカットインされても、腹を立てたり落ち込んだりせず、みんなで笑いを…
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いじられている自分を見て「これは面白いな」と思った
石田さんの人生ってジェットコースターみたいですね、と言われる。 下積み時代を経て、ようやく、役者として花開き、家庭も築いたのに、不倫醜聞で何もかも失う羽目になってしまった。 40歳を…
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この歳になってあの不倫騒動を統括すると…
「スーパーJチャンネル」で自分の持ち味を出せたかどうかは分からない。それでも視聴率はだんだん上がっていった。最後はスタッフも降板を残念がってくれた。 当時は、いまと違ってテレビ局の報道現場はの…
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老けた役を演じる自分を想像できなかった
長谷川理恵さんとの不倫が「フォーカス」され、ニュースキャスターも1年で降板させられた僕は仕事が激減し、家賃も払えなくなるほど、お金に窮した。 ニュースキャスターの仕事を始めてから、「石田さん…
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写真週刊誌「フォーカス」の不倫スクープは、幻冬舎の見城徹さんがネタ元
長谷川理恵さんとの不倫騒動は写真誌「フォーカス」のスクープだ。情報提供者は幻冬舎の見城徹社長だと、この連載で書いた。なぜ、彼だとわかるのか。それはこんな事情だ。 その日、僕らはパークハイアッ…
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不倫報道で叩かれ仕事がなくなり、家賃も払えず、大家さんに直談判
テレ朝上層部は僕の不倫報道はやがて収まると踏んでいた。キャスターとして新番組を仕切るまでまだ半年もある。その間に他の芸能人のスキャンダルも出る。やがて忘れるだろう、とタカをくくっていたが、甘かった。…
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「不倫は文化」報道の顛末をすべて語ろう
2日後が平尾昌晃チャリティーゴルフの本番という日、僕は意を決して、平尾さんに電話をかけた。 毎年、呼んでもらってお世話になっている。このチャリティーは恩返しの意味も含めて、ぜひ、参加したい。…
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「フォーカス」されて一転、芸能マスコミから追われる身に
フォーカスされた不倫相手、長谷川理恵とは友人の紹介で出会った。結び付けてくれたのは東京、ニューヨークで飲食店を展開しているSさんだ。彼は芸能界、財界の人脈が豊富で、彼がオーナーだった有名店「タトゥー…
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息子の壱成に伝えた、役者としての「声の出し方」
俳優からなぜ、ニュースキャスターへの道が開けていったのか、を前回書いた。 もともと安倍晋三さんとは知り合いだったし、テレビ局の報道畑の人を紹介されたりして僕の別の一面を見てもらった。そんなと…
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安倍晋三さんとは若いころからの付き合いだった
超多忙を極めた日々はあっという間に過ぎていく。テレビドラマ、映画、舞台と駆け抜けるような1990年代前半が過ぎると96年のアトランタ五輪が間近に迫ってきた。この頃、僕には転機が訪れた。俳優一本ではな…
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ポスターが盗まれた時、父はしみじみ褒めてくれた
人気が出てきたものの、忙しくて遊ぶ暇もない。寝る時間もない。お金をつかう機会もない。 殺人的なスケジュールに追われていたことは前回までに書いた。 とはいえ、しみじみよかったなと思うこ…
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人気があってもモテなかったのには理由がある
人気が出てきて、どこか変わったことはありますか、と連載の担当者に聞かれた。 前にも書いたが、行くところ、行くところで、人だかりができてしまう。警察が出てくる騒ぎになったこともあり、家族が怯え…
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ある朝起きたら、世の中がガラリと変わっていた
1989年、フジテレビで「同・級・生」が始まった。柴門ふみ原作の人気漫画のドラマ版だ。主演は安田成美。緒形直人、山口智子らに交じって、僕も出た。 いろいろな意味で思い出深い仕事となった。最初…
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松原千明ちゃんとの結婚と死
松原千明ちゃんとは1988年に結婚した。ちょうど、「抱きしめたい!」のオンエアが終わるころだ。もう撮影は終わっていたので、一緒にフィレンツェに行き、式を挙げた。 派手な結婚式はしなかった。僕…
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今も現役バリバリで活躍するフジテレビの演出家・河毛俊作さんの魅力
「抱きしめたい!」の演出を担当したフジテレビの河毛俊作さんは今年の9月で72歳になる。僕より2つ上だが、バリバリの現役だ。フジテレビのドラマ制作センターのエグゼクティブディレクターで、つい最近も宮藤官…