有名病院 この診療科のイチ押し治療
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【女性アスリート外来】 順天堂大学医学部付属順天堂医院(東京都文京区)
昨年10月に診療がスタートしたばかり。トップアスリートをはじめスポーツを行うすべての女性が健康を維持し、長期的に高い競技力を継続できるよう、総合的に支援する専門外来だ。 主に産婦人科医、整形…
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【音楽家の手の障害】 東京女子医科大学付属青山病院音楽家専門外来(東京・港区)
診療日は毎週木曜の週1日(予約制)。担当する酒井直隆医師(整形外科非常勤講師)は、世界でも数少ない「音楽家の手の障害」を診る専門医だ。患者の9割はプロの楽器演奏者で、国内外から1日およそ50人が訪れ…
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【白血病】 都立駒込病院・血液内科(東京・文京区)
白血病など血液の細胞ががん化する血液がんは、抗がん剤治療が基本。効かなければ血液のもとになる細胞を移植する「造血幹細胞移植」が行われる。同科は1986年から移植を始め、これまでの移植総数は全国屈指の…
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【アレルギー】 国立病院機構相模原病院アレルギー科(神奈川県・相模原市)
アレルギーのひとつである花粉症は鼻症状なら耳鼻咽喉科、じんましんなど皮膚症状は皮膚科が担当するが、同科が主に診るのは呼吸器を中心に複数の症状をもつ成人の全身のアレルギー(15歳以下は小児科)。受診者の…
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【トモセラピー】 江戸川病院・放射線科(東京都 江戸川区)
がんの放射線治療に、放射線治療装置とCTを一体化させた「トモセラピー」という最新機器を使った治療法がある。 そのトモセラピーに特化し、世界で最も多くの症例数を誇る施設が同科の治療部門。1施設…
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【高度難聴の人工内耳手術】 虎の門病院・耳鼻咽喉科聴覚センター(東京・港区)
重症の高度難聴者に行われる人工中耳、人工内耳、脳幹インプラントなどの人工聴覚治療。これらに使われるすべての人工聴覚臓器を扱う国内唯一の施設だ。特に人工内耳は、1987年から東京医科大、京大と並んで国…
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【日帰りレーシック】 お茶の水・井上眼科クリニック・屈折矯正外来レーシックセンター
目の角膜にレーザーを照射して視力を矯正するレーシック手術。日本眼科学会によると、この手術によって90%以上の人が裸眼視力1・0以上に回復するとされている。ただし、保険外診療なので治療費用は施設によっ…
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【悪性脳腫瘍の光線力学的療法】東京医科大学病院脳神経外科(東京・西新宿)
これまで難しかった悪性脳腫瘍の治療に光が見えてきた。同科が約10年前から開発を進めてきた悪性脳腫瘍に対する「光線力学的療法(PDT)」が、昨年1月1日に保険適用されたからだ。すでに早期肺がんなどで実…
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【体に優しい脊髄手術】 新百合ヶ丘総合病院・脊椎脊髄末梢神経外科(神奈川県川崎市)
首、腰の痛みや手足のシビレなど、背骨(脊椎・脊髄)が原因で起こる病気は整形外科の診療分野と思われがちだ。しかし、脳神経外科医が診療に当たる「脊椎脊髄末梢神経外科(脊髄外科)」という診療科がある。 …
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【痔の手術】 東京山手メディカルセンター大腸肛門病センター(東京・新宿区)
医学部を出ても、外科研修では肛門疾患を扱う機会がほとんどない。そのため肛門疾患治療を学ぶには、症例が多く集まる施設に勤務して経験を積むことになる。同センターは、その肛門疾患手術を年間2000症例以上…
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【ロボサージャン手術】 東京医科歯科大学付属病院・泌尿器科(東京都・文京区)
腎臓、副腎、前立腺、尿管、膀胱など泌尿器科領域の臓器に行われる外科手術に、「ミニマム創内視鏡下手術」という術式がある。1998年に同科で開発され、2006年に先進医療、08年からはほとんどの手術で保…
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【網膜硝子体手術】 杏林大学医学部付属病院・アイセンター(東京・三鷹市)
眼科は疾患分野が細分化されていて、医師が専門とする分野により治療実績にバラつきがあることが多い。同院眼科は、より幅広い眼疾患を網羅するため、1999年から「杏林アイセンター(眼科総合診療センター)」…
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【多剤耐性結核治療】 複十字病院・呼吸器外科(東京・清瀬市)
50年前までは「亡国病」と恐れられていた肺結核。衛生状態の向上や抗結核薬の登場で完治できる時代となり、危機意識が薄れているが、それでも毎年2万人以上が新規患者として登録され、約2000人が死亡してい…
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【甲状腺疾患】 伊藤病院(東京・表参道)
全国から外来患者が1日1000人以上、土曜は約1500人が来院する国内屈指の甲状腺疾患専門病院として知られる。初代が1937年に開業。その孫の伊藤公一院長で3代目になる。 「甲状腺疾患の患者さ…