歯の疑問 ずばり解決!
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インプラント治療で大切なのは資格よりも医師との信頼関係
【Q】かかりつけの歯科医院でインプラント治療をしたいと思っています。歯科医は資格が必要なのでしょうか? 【A】専門的な免許は必要ないため、歯科医師免許があればインプラント治療は行うことができます…
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認知症患者の歯科治療はできる時だけ少しずつ進めていく
【Q】94歳の母親が軽い認知症だと診断されました。歯医者さんで診察は受けてくれますか? 【A】もちろん受けられます。認知症は誰にでも発症する可能性のある身近なもので、特別な病気ではありません。僕…
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歯周病は日本人の死因5位である肺炎の発症リスクを高める
【Q】歯周病がひどいと誤嚥した際に肺炎を起こすと聞きました。本当ですか? 【A】本当です。日本人の死亡原因の第5位である肺炎(2018年厚労省発表)では、歯周病が誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクを高…
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インプラント治療はきちんとした学会に所属する専門医を選ぶ
【Q】インプラントに関して信用できる先生を見極める方法はありますか? 【A】大きな広告を出していたり、ホームページで過剰な宣伝をしているところは注意したほうがいいでしょう。「症例数」や「出身大学…
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インプラントの「保証」が逆に患者を縛る制約になる場合も
【Q】インプラントに保証ってありますか? 【A】インプラント治療は自由診療ですので、保証をつける歯科医院も数多く存在します。その医院で埋入したインプラントが外れてきたり、上部構造(かぶせ物)が割…
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インプラントは人工物だから虫歯にならない…は大きな誤解
【Q】インプラントはどのくらい持つのでしょうか 【A】「一生持つ」とは言い切れません。人工の歯ではありますが、インプラント周囲炎などの病気になって外れてしまう可能性もあるのです。 「インプ…
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インプラント治療 安過ぎる金額を提示する医院は避けるべき
【Q】インプラント治療は金額が高ければ安心なのでしょうか? 【A】インプラント治療は保険診療ではなく自由診療(自費診療)です。金額で医院の良し悪しはわかりませんが、料金設定が自由とはいえ、安過ぎ…
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インプラントはリスクを考えて治療前の適切な診断が不可欠
【Q】インプラント治療にリスクはありますか? 【A】全身的にも局所的にも、さまざまなリスクが挙げられます。インプラント治療は歯を失った部位の顎の骨に「インプラント体」と呼ばれるネジのような形をし…
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適切なインプラント治療は患者の生活の質を向上させる
【Q】そもそもインプラントってなんですか? 【A】インプラントとは「人工的な歯」のことです。何らかの理由で歯を失ったところの骨に、ネジの形をした「インプラント体」という金属(チタンなど)を埋め込…
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歯の痛みを放置して無痛状態になっても虫歯は進行している
【Q】歯医者さんに行くのが怖くて痛くてもガマンしています。このままだとどんなことが起こりますか? 【A】驚かそうというわけではありませんが、まれに口腔内のがんの可能性もあります。絶対に、すぐ歯科…
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硬い歯ブラシを使って歯茎がズタズタになっている人もいる
【Q】よい歯ブラシや歯磨き粉はありますか?あるとしたらどんなものでしょうか。 【A】僕が思うよい歯ブラシは「軟らかい歯ブラシ」です。軟らかい、というのは「歯茎に傷をつけない」という意味です。 …
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水分摂取量は適正? 「舌」の状態を見れば体の異常がわかる
【Q】舌の縁に歯の形の痕があるのに気づきました。以前はなかったきがするのですが、悪い病気でしょうか 【A】いいえ、悪い病気ではありません。これは「歯痕舌(しこんぜつ)」という状態です。 …
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「舌磨き」は優しく2~3回ほど表面をこするだけで十分
【Q】「舌苔」がベッタリで不快です。舌を磨いて取り除いた方がいいのでしょうか 【A】舌苔(ぜったい)とは舌の上皮が剥がれたあかのことで、その隙間に入り込んだ細菌が繁殖していくとイヤな臭いを発生さ…
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加齢で歯が黄ばむのは自然だが、食べ物が原因になる場合も
【Q】 磨いても白くなりません。むしろだんだん黄色くなってきているような気が。どうしたら白くなりますか? 【A】 年齢とともに歯が黄色くなっていくのは自然なことですが、それ以外での原因は大きく分…
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「麻酔」のテクニックは施術者によって大きく差が出る
【Q】麻酔が怖くて仕方がありません。痛くない麻酔ってありますか? 【A】あります。といっても、痛くない麻酔とは「技術」です。針を刺し入れる位置、刺し入れる角度、針の太さ、薬液の温度、薬液を入れる…
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歯磨きのやり方を変えるだけで知覚過敏が改善するケースも
【Q】歯を一生懸命磨いているのにどうして知覚過敏になったのでしょうか? 【A】歯を磨きすぎることによって起こる知覚過敏があるのです。 知覚過敏が起こる原因は、大きく分けて2つあります。1…
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「親知らず」はきちんと手入れしていれば抜く必要はない
【Q】親知らずがあります。そのままにしておいても問題ないでしょうか 【A】大丈夫です。親知らずは必ず抜かないといけないわけではありません。 もし、親知らずが噛み合わせの中できちんと機能し…
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歯茎が健康な人は無理に歯間ブラシを使うと隙間が広がる
【Q】最近、食べ物が歯に引っかかります。老化でしょうか? 【A】老化で歯に食べ物が挟まりやすくなるケースはほぼありません。老化ではなく、歯と歯の間の隙間を埋める組織「歯間乳頭」を失うことで、食べ…
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水分をこまめに摂取しても口臭が…それは病気かもしれない
【Q】しっかり歯を磨いているのに口臭を指摘されました。何が原因でしょうか? 【A】口臭は誰にでもあります。起床直後や空腹時、緊張時は唾液の分泌が減って細菌が増殖するためで、これを「生理的口臭」と…
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銀歯が使われているのは日本だけ 世界で選ばれない理由とは
健康保険の範囲内で入れることができる銀歯は体に良いものではありません。実は銀歯は世界で日本しか使用されてないのです。 銀歯として使用している12%の金銀パラジウムの構成成分は、金12%、パラ…