公開日: 更新日:

「脳コンディショニング」加藤俊徳著

 脳は働きによってエリア(脳番地)ごとに分かれており、外部からの情報を理解し役立てる「理解系脳番地」、目で見た情報を集積する「視覚系脳番地」、覚える・思い出すなど記憶に関係する「記憶系脳番地」など8つがある。

 スマホやパソコンへの依存度が高い現代人は、物事を言語化する役割の左脳ばかり使いがち。そのため、不便だった昔に比べ脳が劣化しやすいという。

 そのうえ、感覚など非言語情報をつかさどる右脳の視覚系・理解系・記憶系の脳番地をあまり使っていないため、「見て記憶して理解する」力が低下、日々の生きる喜びも感じにくくなっている。

 解消するには旅行に行く、パソコンのディスプレーを整理するなど、右脳の脳番地を意識的に使うことが大事だという。

 その他、各脳番地が弱ってきたときに起こる症状と対策も紹介。(かんき出版 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ