今日の新刊
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「崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった」渡邊永人著
「崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった」渡邊永人著 著者が勤める会社は、大阪のキャバクラ嬢に密着取材したYouTubeチャンネル「進撃のノア」などの動画を制作している。 あ…
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「本日、東京ラプソディ」中野翠著
「本日、東京ラプソディ」中野翠著 中野は新築マンションに引っ越して半月になるがいまだに慣れない。九段方面で行われた北野武監督の新作映画「首」の試写会に行き、帰りに神保町をぶらついた。 …
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「ストリップ劇場のある街、あった街」早乙女宏美著
「ストリップ劇場のある街、あった街」早乙女宏美著 1986年から踊り子としてストリップ劇場のステージに立った著者が、初めて浅草フランス座のステージに立ったのはデビューから3年後。1階の演芸場横…
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「大人のブルーハーツ」スージー鈴木著
「大人のブルーハーツ」スージー鈴木著 1985年から1989年ごろ、著者ら直撃世代は震えながらブルーハーツの音楽を聴いていた。それから40年近く経ち、恋愛や仕事、成功や失敗など、さまざまな経験…
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「坂の中のまち」中島京子著
「坂の中のまち」中島京子著 坂中真智は大学に入学して、祖母の親友・久世志桜里の営む小日向の下宿屋に下宿することになった。 ある日、志桜里が知人のお通夜で沖縄に行くことになり、留守を頼ま…
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「知っているようで知らない知っていれば自慢できる 言葉事典」こんどうよしひこ、志賀内泰弘ほか著
「知っているようで知らない知っていれば自慢できる 言葉事典」こんどうよしひこ、志賀内泰弘ほか著 若者の間や、特定の業界や地域では当たり前に使われている言葉も、無関係な人には分からないことが多々…
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「わたしたちは、海」カツセマサヒコ著
「わたしたちは、海」カツセマサヒコ著 ずっと内陸部で育った「俺」は母と一緒に父親から逃げ、さらに母親からも逃げるように上京して20年近く東京にいたが、2カ月前に海の近くのアパートに引っ越してき…
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「夜更けより静かな場所」岩井圭也著
「夜更けより静かな場所」岩井圭也著 大学3年の遠藤吉乃は茂伯父さんがやっている古書店「深海」を訪れた。おすすめの小説はないかと尋ねたら、ロシアの作家、ソフィア・レプニコワの「真昼の子」を渡され…
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「サプリメントの正体」田村忠司著
「サプリメントの正体」田村忠司著 世の中に効果の怪しい不誠実なサプリメントがあふれている理由は業界構造にある。できるだけ手早く儲けたい会社がSNS運営会社などと共同してオーバートークの魅力的な…
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「ポップ・フィクション」堂場瞬一著
「ポップ・フィクション」堂場瞬一著 昭和3年秋、月刊「エース」が売り上げ150万部を超え、編集部は歓声を上げた。一方、総合論壇誌「市民公論」の編集者、松川晴喜はそれどころではない。作家の菊谷聡…
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「老いは孤立を誘う」山口道宏著
「老いは孤立を誘う」山口道宏著 警察庁の発表では高齢者の孤独死は推計年間6万8000人。OECD加盟の先進20カ国で社会的孤立者の割合がトップなのが日本である。首都圏の相談機関の担当者によると…
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「深海問答」川口慎介著
「深海問答」川口慎介著 著者は、日本社会が「なんとなく」海底資源の採掘へ突き進んでいくのを危惧している。海底資源には「元素資源」と「エネルギー資源」があり、価値があるのは「元素資源」である。 …
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「イッツ・ダ・ボム」井上先斗著
「イッツ・ダ・ボム」井上先斗著 公共の場にメッセージを残し、「日本のバンクシー」として知られている「ブラックロータス」。彼が署名代わりに使っているトレーディングカードのカラーコピーが、新宿の地…
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「今すぐ逃げて!」金藤純子著
「今すぐ逃げて!」金藤純子著 2024年元日に能登半島地震が発生したとき、NHKのアナウンサーは「今すぐ避難!」と叫んだ。それが現地の人たちの避難行動につながった。これは人間のもつ「正常性バイ…
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「雷龍楼の殺人」新名智著
「雷龍楼の殺人」新名智著 富山県の沖合に浮かぶ油夜島。この島に立つ外狩家の屋敷「雷龍楼」で、2年前、4人が一酸化炭素中毒で死亡する事件が発生した。 死んだのは先代当主、外狩英男の未亡人…
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「法廷占拠爆弾2」呉勝浩著
「法廷占拠爆弾2」呉勝浩著 東京地裁の104号法廷で、爆弾事件の被告である、住所不定の無職、自称スズキタゴサクの裁判が始まった。被害者の遺族だろうか、傍聴席の最後列には骨箱らしきものを抱えた男…
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「私の実家が売れません!」高殿円著 高橋正典監修
「私の実家が売れません!」高殿円著 高橋正典監修 祖父の残した家に住んでいた叔父が亡くなったので、父が相続し、築75年以上の家を売ることにした。JRの主要駅に歩いていけるし、大きなショッピング…
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「全員犯人、だけど被害者、しかも探偵」下村敦史著
「全員犯人、だけど被害者、しかも探偵」下村敦史著 謎の手紙に呼び出されて、7人が集まった。 家電類を製造販売している中堅企業SHIKAGAWA社の欠陥製品で死傷者が出るという事故があり…
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「覇王の船」岩室忍著
「覇王の船」岩室忍著 神島の海に巨大な船が姿を現した。固唾をのんで見守る船大工たちの前で、船はすうっと海に滑り込み、自ら水平を保って浮いた。船体に鉄の鎧をまとい、織田木瓜の旗を船尾にはためかせ…
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「モノ」小野寺史宜著
「モノ」小野寺史宜著 清藤澄奈は東京モノレール株式会社総務部に勤務している。ある日、モノレール絡みのテレビドラマを作りたいという話がきた。深夜帯で4週連続放送の30分ドラマだ。内容は未定だが、…