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「脳のコンディションを良くする88の挑戦」内田伸哉著

 マラソン選手が日々の練習で長距離を走れる体をつくっていくのと同様に、いつまでも若々しくフレッシュな脳でいるためには、怠けたがる脳に刺激を与える行動を定期的に起こすことが重要らしい。本書は、CNNやウォールストリート・ジャーナルなど海外メディアでも話題となった、クリエーターによる脳を鍛えるための指南書だ。

 具体的には、異性のパンツをはいて過ごす、YouTubeに動画を投稿する、自分の命日を考え平均寿命に達する日までの計画表を作る、興味がある分野の世界一の人を探すなどなど、脳を目覚めさせるための日常生活からちょっと逸脱した88の行動が提案されている。最初の項目から順番に試すのもよし、ページをめくって偶然開いた項目に挑戦してみるのもよし。まずは、ひとつやってみよう。冬眠状態に陥っていた脳が再起動するきっかけになるかもしれない。(クロスメディア・パブリッシング 1100円+税)

【連載】ザッツエンターテインメント

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