デジタル食品の恐怖 高橋五郎著

公開日: 更新日:

 食べ物の多くが、成分的・用途別に規格化され、知らず知らずのうちに「部品化」されている現代。無数の「部品」を組み合わせて作る加工食品は事実上、スマホと同じ「デジタル製品」だと著者は指摘する。そんな現代のデジタル食品が抱える問題点を取り上げ、食の安全について警鐘を鳴らすリポート。

 例えば、レトルトカレーの場合は50点以上の「部品」からできている。食品原料の国際取引が複雑になった結果、産地・成分だけでなく正体さえ不明の食品「部品」が大量に出回っているという。カドミウムや水銀などの重金属や残留農薬による汚染の実態を突き止めるのはもはや不可能に近いと警告。デジタル食品の恐ろしさを伝えながら、消費者ができる対策を伝える。(新潮社 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る