佐藤弘道さん「おかあさんといっしょ」初日に父が亡き人に

公開日: 更新日:

 番組はカメラマンさんやスタッフさんが子どもたちを盛り上げてくれるやさしさがあって楽しい現場。

 ただ、カメラに写ってないところでは大変ですよ。ママから離れない子どもとか、泣く子とか(笑い)。

■「身内が死んでも仕事」の厳しさ

 私は体操はできたけど、テレビは初めてだし、最初の頃は「今のおにいさんって元気ないね」と言われることもあって、どうすれば理想の体操のおにいさんになれるんだろうと考えてばかりいました。

 中学・高校の体育教師の免許は持っていたけど、保育や幼稚園の免許は持っていなかったので、大学の先輩が教えている子どもの体操教室を見学させてもらったり。

 子どもたちに寄り添って、テレビを見てる子どもたちに向かってメッセージを送れるようになるまで3年はかかった気がします。

 体操の「ひろみちおにいさん」と認知してもらえて、少し楽になりましたが。

 トータルで12年。ロケで足を骨折してもコンサートでバク転して。父が死んだデビューの日を思うと、あれ以上つらいことはないわけだし、それが心の支えになって頑張れた気がします。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動