ISSAに聞いた DA PUMPのダサい新曲「U.S.A.」がバズるワケ
今日6日にリリースされたDA PUMPの新曲「U.S.A.」(avex)が話題になっている。先月6日にCDのビジュアルを掲載するやいなや「ダサすぎる」とツイッターなどSNSで拡散。デザインがモー娘。などを想起させるとハロプロファンからも支持を得て、ミュージックビデオをアップすると期待値を超える“ダサさ”がバズり、今やYouTube再生回数は350万回を超える人気ぶりだ。そんなバブルの渦中にいるISSA(39)を4日、直撃した。
■「真面目にふざけて、楽しんでやろう」
楽曲はユーロビートの進化系で、のっけから「USA!」を連呼。「カモン、ベイビー、アメリカ」「どっちかの夜は昼間~♪」などトンチキな歌詞、“ハロプロ感”のあるCDのデザインに「中毒性がある!」などとネットはざわついているが、第一印象はどうだったのだろうか。
「オイオイオイ、今これかい? ウチの事務所はユーロビートを得意としているし、(荻野目)洋子姉さんもいて『ダンシングヒーロー』を一緒に踊っているけど、今じゃなくても……と思いましたね。ユーロビートは僕が沖縄のダンススクールに通っていた小中学生の頃に全盛でした。当時はポップスからヒップホップまで何でも聞いていましたが、ストリートダンスをメインにデビューした僕たちは触れずにきたジャンルで。ただ、『U.S.A.』の歌詞の内容がアメリカのダンスに憧れて少年時代を過ごしてきた自分とリンクする部分があり、共感できました。どんな楽曲でも俺ら色に染めることができるのがDA PUMPだと自負していましたから、これは“真面目にふざけて、楽しんでやろう”と。CDが売れない中、結果オーライでこれだけたくさんの方が拡散してくれたことはありがたいですね」