ハイキングウォーキング鈴木Q太郎が応募した怪しいバイト
黒々としたロングヘアを両手でつかみ「卑弥呼さま~!」というインパクト抜群のギャグをかましていたお笑いコンビ「ハイキングウォーキング」の鈴木Q太郎さん。2月9日公開の映画「洗骨」などで俳優としても活躍中だが、かつては怪しいバイトに手を出そうとしたことも……。
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実家は新潟の米農家です。高校の商業科を卒業して上京した時は三徳という東京のスーパーマーケットに就職するために出てきたので、貧乏ではなかったですね。新大久保に会社の寮があり、ワンルームに会社の同僚と2人で住んでいました。寮費や食費は給料から天引きされたけど、手元に十数万円残り、丸々使っていました。配属は精肉部。仕事にも馴染んで楽しくやっていて、お笑い芸人になる夢はどこかへいってしまい、気がつけば4年。このままではいけないと退職、寮を出て前の相方とマンションをシェア。その頃から貧乏になっていきましたね。
まずアルバイトをして貯金してNSC(吉本総合芸能学院)に入ろうと思いました。バイトは賄いのつく居酒屋を転々と。最初の「白木屋」の店長はいい人でした。他のバイトの子に声をかけて一緒にライブを見に来てくれたり。でも、仕事が急に入るので、「すみません、あす行けなくなりました」と電話を入れると最初は「いいよ」だったのが「え、また!?」になり、だんだん「代わりのバイトを探して」と言われるようになり、居づらくなって辞めました。