米倉涼子が中居正広が退所 有名タレント新たな門出の吉凶
芸能文化評論家の肥留間正明氏はこう言う。
「米倉さんは海外でも通用する日本のトップ女優に上り詰め、事務所の器を超えた。こういう実力のある人は、中居さん含め個人マネジャーとタッグを組んで交渉していく昭和初期のマネジメントスタイルに回帰するでしょう。芸能プロが隆盛したのは70年代、日本テレビの『スター誕生!』が放映された頃で、当時一代で事務所を築いた社長たちは70、80代と高齢化。体力も衰えてタレント育成熱もかなり低下しているのは否めない。YouTubeなど自分が媒体を持てる時代でもあり、地上波テレビに出演しなくても独立しやすい環境も整っていますからね」
米倉に続けとばかりに、岡田結実(19)、ヨンア(34)もオスカーを退所。元JUNONボーイで「仮面ライダーオーズ」の渡部秀(28)は福山雅治が所属するアミューズから純烈が所属する事務所に移籍。今後もタレントの独立・流動は活発化しそうだが、順風満帆の門出になるのは果たして何人か。