安田美沙子に岡田結実 相次ぐ事務所“退所ラッシュ”の背景
女性タレントの所属事務所退所が相次いでいる。11日付でモデルでテレビでも活躍していたヨンア(34)が、オスカープロモーションを退所。安田美沙子(37)は10日、第2子出産の報告と同時に、昨年、所属するアーティストハウスピラミッドとの契約を満了したことをインスタグラムで報告した。事務所側は係争中として退所を認めていないものの、出産についてはインスタグラムで知るほど関係は薄れていたようだ。
前出のオスカープロモーションは、米倉涼子(44)や上戸彩(34)を輩出した「国民的美少女コンテスト」を主催し“美の総合商社”といわれる老舗。ところが昨年12月には忽那汐里(27)が退所、岡田結実(19)も今月末退所とタレントの流出が相次いでいる。
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「SMAPなどジャニーズのタレントたちが続々と巣立つ中、自由に羽ばたいてもいい、というムードが出来上がってきたのは大きいでしょう。事務所を離れてもYouTuberなど活路を見いだした先人も増え、ネガティブではなくなりました。ただ、事務所を出たとき、自分の正しい評価にさらされ、厳しい現実を突きつけられることも多いはず。今、コロナ禍で芸能界も仕事は激減。金銭的な問題に即直面するタイミングでもあります。そこをチャンスととらえられるかどうかで道は大きく分かれるのでは」
公正取引委員会も介入し、タレント側の自由が守られるようになった事務所退所問題。ひとりで歩いてみて初めてわかることも多いはずだ。