嵐の活動再開“Xデー”は2年後か…テレビ局の配慮と皮算用
「確かにアーティストという視点から見れば、キンプリがジャニーズ事務所を代表する人気グループであることは疑う余地はありません。だからといってGP帯のバラエティー番組を任せられるかといったら、また別の話です。各局の独自調査で、キンプリは知名度は抜群ながら、数字(視聴率)の裏付けが十分ではないという結果が出ている。さらに言えば、キンプリの個々のメンバーにバラエティー番組を任せられる技量が備わっているのかと聞かれたら疑問符がつくというわけです」(テレビ局関係者)
■キンプリ平野&セクゾ中島のドラマは微妙な結果に…
こうした判断基準の一つになったのが、今年6月期にオンエアされた平野と中島の「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)だ。このドラマを局を挙げてサポートしたにもかかわらず、平均視聴率は9%台で、この消化不良の結果が嵐の後継番組のキャスティングに微妙な影を落とすことになった。
「事務所側は後継番組のキャスティングに関して、『キンプリでどうですか?』という露骨な売り込み方ではなく、いくつか選択肢を用意したうえでプレゼンしたと聞いています。その打合せの過程の中で、局側はキンプリではなく、活動休止する嵐の個々のメンバーの方が数字が取れると判断したのでしょう」(前出のテレビ局関係者)