嵐の活動再開“Xデー”は2年後か…テレビ局の配慮と皮算用

公開日: 更新日:

 テレビ局がアイドルグループとして欲しがっているのは、勢いのあるキンプリではなく間もなく活動休止に入る嵐ということだ。

 もっとも、テレビ局が嵐のメンバー残留を選択したのは当然とも言える。早晩、嵐が復活するとみられているためだ。それを匂わせたのは、大野智(39)の個人事務所立ち上げを報じた11月7日配信の「日刊大衆」。今年4月22日に会社を設立し、会社登記の代表取締役には大野の実姉の名前があるという。さらに会社設立の目的欄には、〈演技者、タレント、画家、脚本家、監督、プロデューサー及びその他のアーティストの育成及びマネージメント〉と記載されているという。

 嵐の活動再開については懐疑的な声も囁かれていたが、それは「活動再開してもアーティスト志向の大野が参加しないのでは」という危惧からだった。ところが、大野は半年以上も前にタレント活動継続を裏付けるように個人事務所を設立していたという。

■Xデーはいつか

「大野の個人芸能プロ設立を知ったテレビ各局は、嵐の後継番組として数字の裏付けが無いキンプリでギャンブルするより、近く活動再開するであろう嵐のメンバーに任せた方がその後のメリットは大きいと判断したのだと思います。実際、番組に『嵐』メンバーの名前を残しておけば、活動再開したときにすんなりとグループが番組に合流でき来ますからね」(芸能関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…