逆転の発想でキムタクを復活させた 工藤静香の“内助の功”
木村拓哉(48)の勢いがすごい。CM総合研究所が発表した2020年度(19年11月度~20年10月度)の「銘柄別CM好感度ランキング」で、キムタクが出演するCMが2本もランクイン。中でも注目を集めているのが、キムタクが8月に「やっちゃえNISSAN 幕開け」編で出演開始した日産のCMだ。キムタクは17年末まで20年以上にわたりトヨタ自動車のCMキャラクターを務めてきたため、日産のCM出演が決まった当初は、“掟破り”などといわれたが、今や日産の看板を立派に背負っている。批判したのは主に旧来型の商慣習を引きずっている“重鎮”たちで、実際に車を購入する消費者たちは“業界ルール”なんてちっとも気にしていないことがはっきりした。
まさに“逆転の発想”の成功と言い換えてもいいのだが、改めて広告関係者に取材を進めると、夫人・工藤静香(50)の内助の功があったようだ。
■SNSでプライベートを露出
「木村さんは数年前からSNSなどでプライベートを露出し始めました。その効果がここにきて表れているのです。リスクを踏まえつつ、プライベートを露出するようにしたのは静香さんのアイデア。静香さんがジャニーズ事務所のメリー喜多川名誉会長と何度となく話し合って、ようやく実現したと聞いています。静香さんはアイドル業界のタブーを覆してプロモーション展開に成功した立役者と言えます」(大手広告代理店関係者)