「五輪は特別、フェスはNG」にミュージシャン怒りの大合唱!RADWIMPS野田洋次郎も「ふざけんな」
茨城県ひたちなか市・国営ひたち海浜公園で8月7日から開催が予定されていた音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2021」が、新型コロナウイルス感染拡大への懸念で、茨城県医師会の要請で7日に中止を発表したことを受け、ミュージシャンから怒りの声が上がっている。
同フェスは「フジロック」などと並ぶ夏の大型音楽フェスのひとつ。中止を発表した公式サイトでは、「感染防止をテーマに例年の7ステージを1ステージにし、参加者を例年の半分以下という形で」準備を進めていたというが、苦渋の判断の末、昨年に続く中止に至ったことを説明している。
出演予定だった「RADWIMPS」の野田洋次郎(36)は8日、中止を受け、ツイッターで長文を公開。〈有観客、無観客に関わらず五輪開催による感染者数の増加はすでにたくさんの専門家の意見でも明らかな中、開催は既定路線として進みました。その裏でこういった国内の産業やイベントが犠牲を払う図式にやりきれない思いです〉として、〈個人的な想いとしては「ふざけんな」という気持ちです〉と怒りをぶちまけた。〈五輪に対して反対の立場ではありません〉としつつも、〈いい加減「違う」ことは「違う」と声をあげていい時だと思います〉と締めくくっている。このツイートに対する「いいね」の数は、16万以上に達している。