東京五輪の影響でWOWOWには加入者戻らず…起爆剤は「刃牙」と「キン肉マン」
WOWOWが立て続けに人気漫画とコラボしたドラマを仕掛けている。8月20日からは、女優の松本穂香(24)が主演を務め、BL研究家の金田淳子によるエッセーを原案とした「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」を放送。
そして、今月8日からは「キン肉マン」の実写映画化に熱い思いをかける人々の姿を描いた「キン肉マン THE LOST LEGEND」を放送し、真栄田郷敦(21)が主演を務める。
「松本は『刃牙シリーズ』のキャラにガチ恋する“腐女子”を演じ、真栄田は人気キャラ・ウォーズマンに抜擢される役。原作の映像がふんだんに使用されるなどファン必見の作品になっている。よくぞ、原作者のゆでたまご(嶋田隆司・中井義則)もあそこまで協力したものです」(出版関係者)
WOWOWの企業サイトによると、今年の加入者の数は6月に約283万人まで増えたものの、7月以降には落ち込み、9月は272.6万人まで減ってしまった。
「6月はサッカーの欧州選手権を独占放送していたので一気に増えた。7月は後半から東京五輪がスタート。その影響を受けてしまったようで、加入者が戻らず」(映像関係者)
今年に入り、スマホアプリ「WOWOWオンデマンド」の加入者を増やすべく、オリジナルコンテンツを強化中。2大漫画とのコラボ作が加入者増の起爆剤となるか。