出川哲朗「キワモノ→好感度タレント」への分岐点…芸風を貫き通せた母のひと言
《実家(横浜市の老舗海苔問屋)のノリを買い物に来たお客さんが、「なんだ、出川のうちのノリか、恥ずかしいな」「横浜の恥だ」みたいなことを兄貴に聞こえるようにいって帰って行くお客さんとかも結構いたらしくて。申し訳ないなと思って。母ちゃんに「なんか抱かれたくないとか、家族ですら恥ずかしいと思うから、ごめん」と謝ったら、そのとき、母ちゃんが「哲ちゃん、何をいっているんだ、どんなジャンルであろうが、日本一になることはすごいことだから胸を張れ」といわれたんです。胸を張れと言われたから、やっぱ間違っていなんだと思って》
芸風を貫き通し人気者に昇華させた強さが、出川の凄さと言えそうだ。