橋本愛「家庭教師のトラコ」は「家政婦は見た!」から続く“因縁”の産物なのか?
民放地上波では唯一の“連ドラ対決”となっている水曜夜10時枠。今期は、日本テレビが橋本愛(26)主演の「家庭教師のトラコ」、前クールから約6年ぶりにドラマ枠を復活させたフジテレビが町田啓太(32)主演の「テッパチ!」だ。
主に働く女性を主人公にしてきた日テレに対して、真逆の“熱い男”ですみ分けを狙ったフジ。10日放送回は「トラコ」が世帯視聴率5.6%、「テッパチ!」が4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、どちらも2ケタに届かない。
「『トラコ』は遊川和彦氏のオリジナル脚本と、実績のある大御所脚本家を前面に出してもその差は1%ちょいですから、日テレとしては勝った気はしないはずです」(広告代理店関係者)
遊川氏といえば、“テレビ離れ”が叫ばれ始めた2011年に、日テレ水10枠「家政婦のミタ」で平均24%台、最終回で40%という驚異的な数字を叩き出している。
「トラコ」はその遊川氏による〈謎の家庭教師・トラコが、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ホームドラマ〉(公式HP)。