キングオブコント決勝3回ジグザグジギー「棚橋弘至から褒められてうれしかった!」
池田 翌年からは決勝どころか準々決勝での敗退が何年も続いて。すごくしんどかった。「なんとかしなきゃ」と考えたのが、後輩たちのライブに出させてもらうこと。後輩たちの前では絶対ウケなきゃいけないですから自分たちを追い込むために決めました。
宮澤 それは池田の考えでした。僕はコントのアイデアを出す役目だからライブの回数が増えてネタの量産につながりました。
池田 その年に準決勝に上がれた。それが2年前。後輩のライブに出続けて今年に決勝へ返り咲いたんです。当日のネタの瞬間、優勝を狙ってはいても、過去2回が悔しい思い出だったから「楽しくやろう」という気持ちが強かった。狙ったところがウケたし、決勝後はありがたいことにお仕事のオファーをいただけてます。
宮澤 池田は前からラジオのレギュラーなどピンの仕事があったけど、僕は本当に何の仕事もなくて。今年の1月、2月のギャラが数千円。「お笑いを続けるのもどうしよう」と悩んでいた状況だったんですよ。それが決勝後にお仕事をいただけるようになったので「本当によかった!」と思ってます。