フジ月9は欲張りすぎ? 永野芽郁の初主演「君が心をくれたから」も「ONE DAY」の二の舞に?
《フジテレビは大丈夫なのか?》などと巷は騒がしい。25日放送の橋本環奈(24)主演「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系=月曜夜10時)で、今年の地上波GP帯の連続ドラマがすべてフィニッシュ。
「秋ドラマはどの局も全般的に低調でしたが、特にフジテレビは深刻。二宮和也、大沢たかお、中谷美紀のトリプル主演で挑んだ看板枠の“月9”『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』で盛大にコケましたからね」(広告代理店関係者)
フジドラマの全話平均の世帯視聴率は月9が5%台、水10が4%台、木10が5%台。新設の金9がトップで6%台。テレビ局もスポンサーも個人視聴率、特にコア層(13~49歳)の数字を重視している昨今、世帯視聴率は“古い指標”とはいえ、「それでもショックを受けている関係者は多い」(スポーツ紙芸能デスク)ようだ。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「メディアがどうしても世帯視聴率で語ることが多いので“低調”という扱いになってしまいますが、決して質が悪いわけではないし、それぞれ熱心に見ていた視聴者がいます。ただ、その中でも月9の『ONE DAY』は欲張りすぎて、ターゲットも内容もぼやけてしまっていたのは否めない」と指摘する。