フジ月9は欲張りすぎ? 永野芽郁の初主演「君が心をくれたから」も「ONE DAY」の二の舞に?
「月9は視聴率が低迷し始めた時期に恋愛ドラマから脱却し、刑事・法曹・医療などにジャンルを変えてV字回復しつつありました。《こうすれば数字はそこそこ取れる》ことを実証した上で、今年7月クールに恋愛ドラマを復活させ、あえて視聴率狙いとは違う道を模索し始めたように見えます。ただ、テレビ番組の“枠”という概念が薄れ、《面白いと思ったら曜日も時間も関係なく見る》というスタイルが主流になりつつある今、月9なんて言い方自体が古いかもしれませんけどね」(前出の亀井氏)
そういえばキムタクも今年4月期の月9「風間公親ー教場0ー」の会見で、「もう月9って言わなくていいんじゃないかな」なんてことを言っていたものだ。その月9、年明けはどこよりも先陣を切って1月8日に永野芽郁(24)主演「君が心をくれたから」が30分拡大でスタート。
公式HPによると、《ノスタルジックで幻想的な雰囲気に満ちた街・長崎を舞台》に、《愛する男性のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー》らしい。
少し欲張りな印象もなくはないが、人気の永野の月9初主演で、「ONE DAY」よりもターゲットが若い層とはっきりしているぶん、視聴者には受け入れられやすいか。二の舞にならないことを祈りたい。