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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

夏ドラマを総括!今期No.1は仲村トオルの町中華もの「飯を喰らひて華と告ぐ」だ

公開日: 更新日:

仲村トオルの新境地

 最後は今季のナンバーワン。仲村トオル主演「飯を喰らひて華と告ぐ」(TOKYO MX)。

 舞台は路地裏にひっそりとたたずむ町中華「一香軒」。客の望むものは何でも出すというのが仲村演じる店主。

 初回がハンバーグ、第2話がアジの姿造り。料理は絶品だが、なにせ町中華なので器が中華皿だったりするのもツボ。令和小林薫「深夜食堂」が蘇ったかというほど。

 コメディー多めの10分程度のドラマだが、完成度は高い。新境地開拓の仲村をぜひ。

 TVerでもどうぞ。

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