ファーストサマーウイカ「二刀流」で重宝されるワケ…俳優業でメーク“薄め”でも存在感は濃いめ
バラエティーで人気を博すにつれ、だんだんとメークも薄くなっていったウイカ。《すっぴんが別人すぎる》なんて声も飛んでいたが、それに伴い、ドラマ出演が増えていった。
「やはり特筆すべきは清少納言役。あれでひと皮向けたのではないでしょうか。キャスティング発表当初は《ウイカ、大丈夫かな?》と大作への出演を心配するファンもいましたが、結果は誰もが認める当たり役に。『フォレスト』でも『光る君へ』でも、唇や頬のあたりをピクピクさせたり震わせたり。顔のあらゆる部分を小さく動かして心理を表すのが実にお上手だなと思っています」(前出のエリザベス松本氏)
俳優として早くも当たり役を得たウイカ。しかも芸能人なら一度は憧れる大河ドラマで、である。これからは「俳優」として認知する人が多くなるだろうが、売れたきっかけとなったのはバラエティーだ。
「バラエティーの出演が減る? いえいえ、関西育ちならではのキレキレトークと的確なツッコミが持ち味のウイカさんには、バラエティー班も変わらず熱視線を送っています。何と言っても彼女はアンチが少ないのがいい。《嫌いだ》という人が少ない愛されキャラだけに、ドラマ班に独占させておくのはもったいない。そもそも今のテレビ業界は、異常に好かれるより、炎上しても反動が少ない、嫌われないタイプの方が重宝されます。ファッサマはまさにそれ。使いたがるバラエティー班のスタッフは多い。役者としても、知名度ほど高くないギャラというも魅力的です」(在京キー局関係者)