痛風発症リスク20倍以上 ビールより怖い遺伝子変異

公開日: 更新日:

 私たちは父と母から遺伝子を1つずつ受け継いでいる。その2つの遺伝子を、尿酸排泄輸送体ABCG2の「変異なし」「Q126X」「Q141K」で組み合わせていくと、尿酸排泄機能は100%、75%、50%、25%以下の4段階に分けられる。つまり、フルで尿酸排泄機能が働いている人に比べ、段階的に低くなる。

「痛風患者だけを対象に見ると、遺伝子によって尿酸排泄機能が低い人は、その数値が低いほど平均的な尿酸値が高く、痛風発作を早く起こしていました。特に20代、30代で発症した人は、ほとんどが遺伝子変異を持っていました。次に、健康な男女739人に対しても研究を行いましたが、やはり排泄機能が低い人は、現在は痛風を発症していなくても、尿酸値が高めだと分かりました」

 痛風発症のリスクは、遺伝子が正常な人に対し、変異がある人は、最大20倍以上だという。

肥満や飲酒よりリスキー

 肥満や飲酒と比べるとどうか? 5005人の男女を対象に「人口寄与危険度割合(PAR)」という指標で影響力を比較すると、肥満(肥満指数BMI25以上)の人は痛風発症への影響力が18.7%、1週間のアルコール摂取量が196グラム以上のヘビードリンカー(男性の場合)は15.4%であった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?