「生きるも死ぬも恨みっこなし」橋田壽賀子さんに聞く<下>
92歳の橋田さんは、新刊「恨みっこなしの老後」(新潮社)で〈もう誰も恨む人もいません〉〈今、残っているのは感謝だけ〉と胸の内をつづった。まるで菩薩の域に達したかのようだが、死ぬよりも怖いことがある。
「今はまだ頭も少しはハッキリしているし、遠出するときだって押し車(シルバ…
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