まさに「犬は最高の友」 米国で迷い犬の飼い主を探していたら瀕死の高齢男性を発見!
迷い犬の飼い主を探して近所を戸別訪問していたら、瀕死の状態で身動きできない高齢男性を見つけた!
米国で「犬の日」の8月26日午後、インディアナ州ジェニングス郡のある住宅地で、1匹の犬がリードをつけたままの状態で発見された。近所に住む親切な男女2人(氏名非公開=写真)が一軒一軒、戸別訪問をして飼い主を探し始めた。
そして、ショートさんという高齢男性宅を訪れると……家の中から「助けてくれ」という声が。
中に入ると、ショートさんが息も絶え絶え、身動きできない状態で倒れていた。丸2日間、その状態だったという。2人はすぐに緊急通報し、駆けつけた救急隊員がショートさんを病院に搬送。その結果、何とか命は助かったという。
救急隊員はジェニングス郡保安官事務所に「発見が遅れていたら、助からなかったもしれません」と語った。
一方、迷い犬の件もハッピーエンドを迎えた。保安官事務所から「デイジー」と名付けられた犬は動物管理センターが一時保護し、その後、無事に飼い主と再会することができたという。
保安官事務所はフェイスブックで8月28日、ショートさんを発見した2人に感謝のコメントを述べた上でこう記した。
「まさに犬は人間の最高の友ですね。2人が発見したのは飼い主ではありませんでしたが、犬が逃げたことが人命救助につながりました」