中国電力×四国電力 瀬戸内側に発電所を構える電力会社の社員待遇を比較

公開日: 更新日:

 電気料金は再び上昇カーブを描きそうです。政府が実施している電気・ガスの補助金制度が5月使用分で終了。標準的な家庭で年間に3万円を超す負担増になるとの試算も出ています。

 ただでさえ円安による物価高で生活は苦しくなるばかり。そこに電気代アップが追い打ちをかけます。なんとかならないものでしょうか。

 今回は中国・四国地方を中心に電力を供給する「中国電力」と「四国電力」の社員待遇を比較してみます。

 中国電力は広島市に本社を置きます。水力・火力・原子力・太陽光と発電設備を備え、石炭火力が約5割。発電所は瀬戸内側に多くあります。島根原子力発電所の2号機は12月の再稼働を予定。山口県の公営企業からスタートした関係で、現在も山口県が大株主に名を連ねます。

 四国電力の本社は高松市。発電所(火力・原子力・再生可能エネルギー)は瀬戸内側が中心です。愛媛県にある伊方発電所(原子力)は東日本大震災以前は電力供給の約4割を担っていましたが、いまは3号機のみの稼働です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲