円安
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1ドル=160円台の“悪夢”再来か…植田日銀「利上げは情勢次第」発言でズルズル円安に
輸入インフレが再燃しそうだ。日銀の植田総裁は18日、名古屋市内の講演で、今後の利上げのタイミングについて「先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」と発言。「毎回の金融政策決定会合で経済・物価の現状評価や見通しをアップデートしながら、政策...
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国民民主党ブチ上げ「大型減税策」には大きな罠…石破自民“丸のみ”なら英トラス政権の二の舞に
突然の「モテ期」到来に、気が大きくなっているようだ。衆院選で惨敗し、少数与党に追い込まれた自公が秋波を送る国民民主党の玉木雄一郎代表のことである。石破首相の政権維持に手を貸す一方、自らの政策を「部分連合」という形でのませる腹積もりだ...
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植田日銀総裁が会見で自信たっぷりの真意…12月に追加利上げか? 識者が解説
前回とは打って変わって、自信たっぷりの記者会見だった。 日銀は10月30日と31日の2日間、金融政策決定会合を開き、政策金利である短期金利の誘導目標を「0.25%程度」に据え置いた。米大統領選の直前ということもあり、現状維持...
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新浪剛史代表幹事が株価と円相場の乱高下に“直球発言” ようやく経済同友会らしい歯切れに
官界通(以下=官) 円相場や株価の乱高下を受け、経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)が記者会見で、企業の成長の阻害要因になっている人手不足への対策や国民の将来不安を解消する社会保障改革をちゃんとしていないから...
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一番悪いのはアベクロだ 株価乱高下に取って付けた珍解説
大メディアはしたり顔で米国の景気後退や日銀の利上げばかりを強調しているが、ここまで 異常な円安とバブル株価を招いた極悪人は誰なのか。クラッシュの前に表舞台から去った2人の責任になぜか、どこも触れない摩訶不思議。その総括なくして実質賃...
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植田日銀はハト派→タカ派→再びハト派へとコロコロ…「対話の失敗」が招いた為替と株の乱高下
「市場が不安定な状況で利上げをすることはない」──。日銀の内田真一副総裁が7日、北海道函館市の講演で追加利上げに慎重な姿勢を見せた。この発言を受け、円相場は一時1ドル=147円台半ばまで下落。7日の朝方は144円台だったので、内田発言...
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年金財源24兆円が1カ月余りで溶けて消えた…ブラックマンデー超えと世界同時株安が直撃!
ブラックマンデーをしのぐ過去最大4451円安の歴史的大暴落の翌日に、過去最大3217円高の大幅回復。ジェットコースターのような株価の乱高下に「持たざる者」はアキれるほかないが、年金への余波は誰も逃れられない。 「年金積立金管理...
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過去最大の下落幅に投資家はパニック売りだが…円高・株安でも「慌てる必要なし」とエコノミストが説く根拠
5日も日経平均株価の大暴落に、投資家は右往左往だった。「売りが売りを呼ぶ展開」(市場関係者)で、終値は先週末比4400円超安の3万1458円。1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録した。 ...
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公開された日銀議事録に衝撃 無意味な為替介入ではなくアベノミクスの断罪が急務
実質賃金は26カ月連続のマイナス。庶民生活を苦しめる超のつく円安・物価高。その元凶はやっぱり──。日本経済を誤った方向に導いた「通貨の番人」の10年前の議論の中身が明らかになった。 日本銀行が16日に公開した2014年1~6...
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「ほぼトラ」後の円相場はどうなる? 銃撃事件で米大統領選「勝利」の可能性高まる
トランプ前米大統領銃撃の衝撃は庶民を苦しめる円安相場にどのような影響を及ぼすのか。政府・日銀がちょうど円買い・ドル売り介入に踏み切ったとみられるタイミングだ。「もしトランプが再び大統領になったら」の「もしトラ」ならぬ「ほぼトラ」(ほ...
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財務省“不意打ち介入”で1ドル=157円台に急伸も…識者は「円安は止まらない」と効果に疑問符
ジェットコースターのような値動きだ。11日の外国為替市場の円相場は、予想を下回る米消費者物価指数(CPI)の発表後にドル売り円買いとなり、1ドル=161円台後半から157円台前半まで4円以上も円高方向へ急伸。その後12日の東京市場で...
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この猛暑に26カ月賃金下落 岸田レームダック政権に庶民の悲鳴
マジで何とかしてほしい。連日の猛烈な暑さに、もう息が絶え絶えだ。 9日も関東や東海、近畿、九州など各所で最高気温35度以上の猛暑日が続出。東京都心には「熱中症警戒アラート」が9日まで実に8日連続で発令され、危険な暑さが続く。...
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超円安がもたらす狂乱物価の悲劇…大企業の売り惜しみが始まる?
資金循環統計(1~3月速報)によれば、個人金融資産が2199兆円(前年同期比7.1%増)と過去最高を記録した。伸び率は2~3%程度の賃金や物価の上昇率を大きく上回った。 個人の金融資産は増加しても、富裕層の消費性向が上がり、...
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新紙幣をボロ紙幣にした安倍、菅、岸田の「重罪」20年前から価値が半減
日銀は3日、20年ぶりとなる新しい紙幣の発行を始めた。新紙幣の肖像は、1万円札が「近代日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一、5000円札が女子英学塾(現津田塾大学)創立者の津田梅子、1000円札が「近代日本医学の父」といわれる北里柴...
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過去最高の税収72兆円でも喜べない…「インフレ増税」と「円安」のWパンチが国民生活を襲う
岸田政権が雀の涙ほどの定額減税を「恩恵だ」と胸を張る一方、過去最高の税収増とは我慢ならない。昨年度の国の一般会計税収が72兆1000億円に上ることが1日、判明した。過去最高だった22年度の71兆1373億円を上回り、4年連続で過去最...
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いびつな日本経済…「円安」に喘ぐ庶民と好決算の大企業 主要メーカー109社「増収増益」5割
ウハウハのようだ。庶民は「円安」に喘いでいるが、主要メーカーは円安の恩恵を享受していることがわかった。 東京商工リサーチの調査によると、上場している主要メーカー109社は、2024年3月期につづき、2025年3月期の決算でも...
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“プラザ合意ジンクス”の160円台再びで迫る「1ドル=200円」の夏…秋は狂乱物価が待っている
ついに節目を突破した。神経戦が繰り広げられている外為市場で26日、円相場が1ドル=160円台にのせた。38年ぶりの円安水準だ。政府・日銀は再び為替介入に出るのか、出ないのか。マーケットが固唾をのんで見守る中、円安は一気に200円台ま...
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植田日銀に日本企業から怨嗟と悲鳴…想定「1ドル=125円」から大きく乖離した円安に無策いつまで
結局、14日に開いた「金融政策決定会合」でも利上げに踏み切れなかった日本銀行。為替は1ドル=157円台と「悪い円安」がつづいている。 この円安水準に中小企業が悲鳴をあげている。 東京商工リサーチが実施した調査(3~1...
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植田日銀が「利上げ」めぐり板挟み腰砕け…余計なサプライズで円安加速
円安物価高に歯止めがかかることはない。覚悟を決めなければならない展開だ。日銀は14日の金融政策決定会合で、市場の予想通り利上げを見送り。その上、アドバルーンを揚げていた国債の購入減額に関する具体策決定を来月の会合まで先延ばしした。思...
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「街のケーキ屋さん」は生き残れるか? 物価高と人件費増で倒産急増、コンビニスイーツの台頭も影響
「街のケーキ屋さん」が次々に潰れていく……。 帝国データバンクの調査(7日発表)によると、洋菓子店の倒産が今年の5月までに計18件と急増しており、2000年以降で最も多かった19年(49件)を上回るペースとなっている。 ...
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今の日本はなぜ円高になりにくいのか…経済アナリスト森永康平氏に聞いた
秋の米大統領選挙に向けて「もしトラ」(もしもトランプ前大統領が再当選したら)から、「ほぼトラ」(ほぼトランプ前大統領が再当選しそう)が予想される現在。選挙後に見える日本経済の行方と世界への影響、日米関係からさらに個別の投資まで気にな...
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リフレ派、MMTを否定しなければ日本発の通貨危機が起きかねない
6月13~14日の日銀の金融政策決定会合に向けて、投機筋の動きが再び活発になっている。5月23日に、為替レートは1ドル=157円台に戻っている。8兆円の為替介入は一体何だったのか。 さらに、長期金利が5月22日に一時、1%に...
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経済アナリストの森永康平氏「円安を止めるために『金利を上げるべき』と主張する人がいるのは問題」
円安・物価高のいま、今後の生活への影響は気になります。登録者数21万人超の投資YouTubeチャンネル「Trade Labo」にて主宰の児玉一希氏が、日米の金利差、金融政策による為替や市場動向、そして日本経済の見通しについて経済アナ...
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円安歯止めは「年単位の時間」と専門家が悲観観測…1ドル=110~120円台は遥か遠い道のり
歯止めがかからない歴史的な円安水準に、個人も企業も疲弊するばかりだ。毎日新聞の最新の世論調査(18~19日実施)によると、円安が自身の暮らし向きにとって「マイナス面が大きい」との回答が8割に上ったという。悲しいかな、為替の影響が暗い...
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経済指標の公表ラッシュだった「5月10日」の波紋 街角景気は悪化し倒産増加
今月10日はさまざまな経済指標が公表された。 SMBC日興証券は東京証券取引所「プライム市場」に上場する3月期決算企業を中心とした1421社を対象(業績予想を含む)に決算集計を発表した。 2024年3月期の純利益合計...
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円安・物価高で「100円均一」崩壊間近…業界は売り上げ好調も、価格維持いよいよ困難に
なんでも100円で買えた時代は終わりつつある――。 物価高で高まる節約志向を背景に「100円ショップ」業界は順調に売り上げを伸ばしていることが、帝国データバンクが15日発表した調査でわかった。大手4社を中心とした国内100円...
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NISAはタイムカプセルだ! 株価下落で解約増だが、やめてはもったいない
「山で遭難したら登るのが原則」 助かる確率が高まるからだ。専門家はそう説明する。確かにこのまま下っても、安全に下山できるとは限らない。崖や滝にぶつかり、八方ふさがりとなるケースもあるからだ。 ただ、実際に遭難したことの...
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円安・物価高…部活人口が過去10年で50万人減の衝撃!野球少年の「経済格差」も広がる一方
帝国データバンク「スポーツ業界」(スポーツ用品の卸売りや小売店、ゴルフ場など)の景況感調査(9日発表)の結果、現在の景況感を「悪い」と回答した企業は43.3%で、「良い」の20.0%を大きく上回った。 少子高齢化やレジャーの...
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“為替介入”には限界がある…「超円安時代」の賢い資産防衛術
円安はどうなる? 新NISA(少額投資非課税制度)を始めたばかりの投資初心者は気が気じゃない。はやりの投資信託「オルカン」(オールカントリー=世界の株式に投資)や米国株への投資をスタートさせたのはいいけど想定外の円安が直撃。この先、...
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円安地獄でステーキ店の倒産が過去最多…安くて美味い牛肉が食べられる時代は終わった
手頃な値段で、お肉をお腹いっぱい――なんて過去の話になるのは近い。 帝国データバンクによると、昨年度に判明したステーキ店の倒産は10件で、前年度の5倍にのぼり過去最多となった。背景には、輸入牛肉の仕入れ価格上昇と、円安の影響...